「お米」と「完熟堆肥」の彩田園

土つくりから始める、「命」のつながり。 生きるために食べる。とても当たり前の事だけど人の食べ物が生きもののつながりで産まれている事が見えなくなっている。「食」も市場原理に組み込まれ、広告宣伝のために過剰に装飾されたり、挙句の果てには偽装表示。 皆、不自然だ。食べ物をつくる人でたちでさえも忘れがちな「命」のつながり。こんな時代だからこそ実感できる「農」でありたい。
 
2008/04/24 22:06:34|田んぼの作業
只今、畦塗り中!
最近、雨ばかりでなかなか畦塗りがはかどりません。畦塗機をトラクターの後ろに付けてゆっくりゆっくり進みながら崩れた畦を水漏れしないように約30cmの高さで塗っていくのですが、土に水分が多いと引っ付いたりして上手く塗れません。反対に乾きすぎていても崩れてきます。水はけの良い田んぼ、粘土質の水はけの悪い田んぼ、そして天候。その時々を見極めながら決断するしかないのです。

急がず、焦らず確実に田植えの準備が進んでいます。







2008/04/19 20:36:47|その他
春祭り

毎年、4月18日は春祭りの日です。この日は小学生達はお昼に下校して神輿をかつぎます。一昔前までは、子供神輿と大人神輿がありましたが最近は子供神輿のみとなり、小学生の人数も27人となってしまいました。










今年は神社の拝殿が建て直されて、最初のお祭り。そして僕の長男が小学校1年生で始めての神輿かつぎ。しかし、あいにくの雨。子供たちはみんなカッパ着用。僕も神社の氏子青年であるため子供たちと一緒にカッパ着用で出陣。










子供神輿が帰ってくると、能舞台で「能」が舞われます。
これは、我が神社のみで、毎年行われこれを見に遠方からこられる方々もいらっしゃいます。何でも、江戸時代の約束事が現在まで守られているそうです。











最後は餅まきです。神輿をかついだ子供達や参拝にこられた人達が一生懸命お餅を拾っていました。








2008/04/17 11:24:43|田んぼの作業
破れたハウス

先月の強風でハウスのビニールが破れました。このハウスも米の育苗ハウスですが、大きなハウスのため冬の間にミニ大根を作っていました。
そろそろ張り替えをして苗箱が入れられるように準備をしなければ。。
張り替えるのが又一苦労。長さ20m幅7m家族4人で一気に張ります。










破れたハウスの中にはミニ大根が育っています。近所の直売所や道の駅などで出荷中です。このミニ大根はお勧め。特に大根はもちろん、僕は葉っぱもお勧めします。







2008/04/16 18:43:54|田んぼの作業
発芽したー。
育苗器を開けるときれいに発芽していました。一安心です。種籾から発芽させ、ここからハウスに移して育苗シートを被せます。これは保温と湿度を保ち、苗箱の土が乾かないように又日光で焼け焦げを防ぐために被せます。

育苗シートを被せて1日経つと緑色の葉が少し出ています。ここまでになると、育苗シートを取り水を毎日与えます。どんどん苗が育って行きます。

一生懸命育とうとしています。植物は話す事が出来ません。発芽させた僕が親となり、どうしてほしいのかを感じ取るしかないのです。心臓のあるものに対してのみ「かわいそう」と思わず、植物に対してもこの気持ちを持ってハ種した以上きちんと収穫する義務がこの時点からあると思っています。







2008/04/10 20:07:54|田んぼの作業
もみ蒔き
籾蒔きの2〜3日前に、今まで水の中に漬けてあったもみ種を育苗きに入れ、少し芽を出させたものを育苗箱へ蒔きます。

そして、左下の育苗器に積んで25度から30度の範囲内の温度を保ち3〜4日で土の中から白い芽が出てきます。この白い芽を出させます。
そろってきれいに芽が出るか、温度と湿度を調整しながら3〜4日ドキドキ物です。もし、カビの発生やまばらの発芽状態であれば再度籾蒔きのやり直しになります。育苗器の500枚、約2町5反分がやり直しです。