(続き)亀山駅でも大勢の人達に見送られ発車。四日市や桑名からも惜別乗車の方々が乗り込まれ車内はほぼ満席になりました。桑名発車後、JR東海車掌による惜別の案内放送がなされ、いよいよラストスパート。そしてついに、さらに大勢のファンが待ち受ける名古屋駅11番ホームに定刻どおり滑り込みました。車両基地へ回送されるまでの時間は「かすが」の表示幕を変えることなく、最後の撮影会となりました。タイフォン一声とともに発車する際はどこからともなく惜別の言葉がかけられ、拍手が沸き起こりました。私は走り去る「かすが」の姿をテールライトが見えなくなるまで見届けました。正直に言って、今回の改正で「かすが」が廃止されるという報に接した時は大変な衝撃でした。以来、どうやって記録し記憶に留めようかと思案する日々でした。「かすが」が廃止されたことは大変残念ですが、最終列車を見届けられたことは良かったと思っています。いつの日かまた、「かすが」のような優等列車が関西本線を走る日が来ることを心から願っています。ちなみにJR東海車掌による惜別放送の内容は次のとおり(おおよその内容ですが)でした。「〜ただいまご利用いただいております急行「かすが」号は本日をもちまして運転を終了させていただきます。昭和34年、準急「かすが」として運行開始以来、48年間の歴史に幕を下ろします。今日まで多くの皆様にご愛顧いただきました。ここに厚く御礼申し上げます。〜」。 |