京都市内で所用があったため、空き時間を利用して、梅小路蒸気機関車館を訪ねました。機関車館は旧国鉄が昭和47年に鉄道開業100周年を記念して、蒸気機関車を鉄道文化遺産として、動かせる状態で(動態保存)後世に伝えることを目的に、かつて、東海道本線などの幹線用蒸気の基地であった梅小路機関区を利用して開館したもので、現在、18両が保存されています。私がここを初めて訪れたのは、開館間もない小学校3年生頃でした。当時、数多くの黒い巨体が扇形の車庫に鎮座している様を目の当たりにして、大変な衝撃を受け、一種の怖さを感じた程でした。その後、子供を持つようになって以来、数度訪ねましたが、昔と違って、伝統的な二条駅駅舎が移築され活用されていたり、実際に機関車が牽く列車(スチーム号)に乗車できたりと随分リニューアルされていました。しかし肝心の機関車達は変わることなく磨かれ、輝き続けていたのには感心しました。今でも本線走行可能なものもあり、維持には相当な努力が払われていると思います。今回は一人でゆっくり見学し、カマに火の入ったD51、憧れのC622号機や「やまぐち」号で活躍し戻って来たC571号機の整備風景をじっくり眺めることができました。考えてみれば、こんなに近くで生きた蒸気機関車に会える場所がある訳です。今度は是非、子供と一緒に訪ねようと思いました。 |