 珍しく2日連続の投稿です。先にも書きましたが、この3連休の初日に大阪まで遊びに行ってきました。私の場合、大阪方面へ行く場合の主な交通手段は伊賀線〜関西本線が多いです。先日もそうでした。伊賀地区からならば、住む地域や行き先によりますが、大方の人はクルマ(名阪国道)か近鉄大阪線、それとも最近流行の高速バスだと思いますが、やはりこの2つの鉄道の利用促進に協力したいからというのが大きな理由ですね。それと、経済性でしょうか。近鉄利用ですと特急に乗りたくなりますからね。普通(快速)列車の設定しかないJRなら特急料金は要りませんから。所要時間で言えば、そこそこ速いと思っていましたが、先のダイヤ改正から悪くなってしまいました、接続が良い列車でも加茂で約10分、木津での停車が約5分となる列車が多く、明らかに時間ロスです。ゆとりダイヤの影響でしょうが、安全性の向上策が図られれば元に戻して欲しいところです。もう一つの私なりの理由は、加茂までの木津川に沿う景観など車窓を楽しむというのがあります。汽車旅らしい雰囲気がありますからね。そういえば6日の中日新聞朝刊伊賀版に、伊賀に対する奈良市長のインタビュー記事が載せられていましたが、奈良と伊賀の交流促進のために関西本線の整備が重要課題で、連携しながら今後も取り組むとの見解が示されていました。多少のサービスもあるかも知れませんが、複線電化整備済みで京阪神志向の強い同市から心強いお言葉を頂戴し少し嬉しく思いました。先日、これらの鉄道を利用していて思ったことは、伊賀線も関西本線非電化区間もワンマン運転に関わらず、車内精算や検札のための係員が乗っており、運転士以外の係員が居ることは、車内の安全のためにも大変大きいものであるということを感じました。いずれも不正乗車防止を目的とするものでしょうが、今後も人材をやり繰りしながら続けて欲しいと思います。それと、加茂から乗務された快速の車掌氏のキチンとした安全確認動作は大変気持ちの良いものでした。年頭にJR西日本社長が乗務員に対し基本動作の徹底を行うとの話がありましたが、それが浸透していたのでしょうね。そうそう、もう一つ感動したことがありました。関西本線の大河原駅を通った時、この駅は民間委託駅でなのですが(切符の販売等だけが業務)、委託員の方がホームで列車を迎え、敬礼で送り出してくれました。一昔前ならどこの駅でも行われていた安全のための仕事でしたが、今は、駅員の居る駅でも大きな駅以外はこのような光景は滅多に見られません。鉄道が人の手によって動かされていることを感じるほど、私達、利用者は安心して利用できるのだと強く思いました。画像は昨年3月の柘植駅にて、廃止目前の急行かすが号です。関西本線非電化区間の定期列車ではこの列車のみ車掌が乗務していました。乗降確認をし、運転士に発車の合図を送ります。 |