今日(3日)は、先日、相互リンクをお願いしている上野高校鉄道研究会会長氏から紹介のあった「鉄道博覧会in伊賀」へ家族とともにお邪魔してきました。上野ふれあいプラザ2Fの交流広場が会場で、元スーパーニチイの売場であった広いスペースを活用して、同校のほか立命館や同志社の大学鉄道研究会(同好会)や兵庫の神港高校鉄道研究部がそれぞれの研究発表、写真、鉄道模型ジオラマを展示しており、大変見応えのあるものでした。特に地域鉄道の現状を記した研究発表は、鉄道を単に趣味の対象とするだけでなく、鉄道の活性化という大きな課題に対して真剣に取り組もうとする意気込みが伝わりました。また人気番組にヒントを得た鉄道トリビアは知らないことも多く、まさに“へぇ〜”という感じでした。子供達は鉄道模型の大きな集合レイアウトに釘付けで、触って壊さないかひやひやしましたが、あれだけの規模で運転会が開かれるのもこの地域では初めてではなかったかと思います。貴重な鉄道部品なども展示されており、かつて関西本線のどこかの駅で使用されたと思われる行き先表示機(パタパタ式)の急行かすが10号や平安号の札などもあり興味をひくものがありました。過去に伊賀地域でこのような催しは記憶になく、伊賀線の存続問題や関西本線の電化問題などこの地域の鉄道活性化には、まず市民一人ひとりが鉄道への理解を深めることが大切だと思います。そうした機会としてこのイベントは意味があったのではないでしょうか?欲を言えば、もっと告知宣伝をすると良かったかも。私も出来ることがあったと思い、反省しています。何はともあれ、関係者の皆様お疲れさまでした。今後も様々な活動を続けて欲しいと切に願います。期待していますね。(画は記事に関係のない、キハ58系で運転されていた頃の修学旅行臨時列車です。伊賀上野にて) |