近鉄伊賀線が、10月1日から新会社「伊賀鉄道梶vに移管されるのはご承知のとおりですが、先月、国土交通省から第2種鉄道事業者として事業認可が下りました。これは、施設などを保有するだけの第3種鉄道事業者となった近鉄から、施設などを借り受けて鉄道事業を行う事業者のことです。このことを受けて、今月9日に新会社での運行を見据えたダイヤ改正や上野市駅をはじめとする駅舎の改造、老朽施設の撤去などが行われています。その中で、特に広小路駅駅舎の撤去は、旧上野市街地の景観の中に溶け込んだ趣深い駅舎であっただけに、個人的に大変残念なことだと思っています。発足後も厳しい経営環境が予想されているだけに、出来るだけ経費のかからない姿でスタートさせたいのは理解するところですが、経営改善と引きかえに伊賀線の魅力が減っていくのは辛いところです。廃線よりはマシということでしょうか。当面、大きな投資を伴う抜本的な利便性の向上は期待できず、路線維持のための運賃値上げも予想されることから、さらに伊賀線ばなれが進むのではないかと心配されます。伊賀線が市民や訪れる人々に愛されていくには、伊賀線の魅力創出にアイデアを絞るしかないように思います。魅力ある駅、魅力ある車両は勿論、そこに働く人達や利用する私たちも魅力ある存在にならないといけないのでしょう。ともかく、生まれ変わる伊賀線、みんなで応援していきましょう。 |