うだるような暑さが連日続いています。こんな日はあまり外へは出たくないものですが、子供達にせがまれ、伊賀線の全線乗車に出かけてきました。乗車した日は、この日から無人駅でのドア扱いが先頭車の前よりドアだけに制限されることとなったこともあり、その様子の確認も兼ねて偵察してきました。初日とあって混乱のないようにとの配慮からか、社員1名とシルバー人材センターから派遣された添乗員が2名乗り込んでおり、丁寧な案内と運賃精算に奔走されていました。運転士も車内放送で案内をしており、乗客も大きな戸惑いを感じている風でもなさそうでした。暫らくは、周知のためにこのような態勢をとられるのかなと思います。さて、このような措置に至った最大の要因は、何と言っても不正乗車の防止であろうと思われます。残念なことに私もその現場を目撃したことがあります。若者が無人駅の広小路駅で下車した際、たまたま検札のため添乗していた乗務員に、声を掛けられ、その場で精算することに・・・。ということは、無札で乗車し車内精算をもせずに下車しようとしたということになります。ペナルティの分まで払わされたかどうかは、そこまで見届けませんでしたが、桑町駅などでも運賃箱や駅の切符回収箱に切符を入れないで下車していく乗客の姿を何度も見ています。定期券乗車の方であったかどうかは分かりませんが、残念だったのは、これらをきちんと確認する対応が鉄道側にもなされていなかったことです。きちんと運賃を払って乗車しているお客から見て、不正乗車をする人を会社側が見逃しているというのは何とも不公平に映ります。そういう意味では、今回の措置は、若干の不便はあるものの、良かったのではないかと思います。通常は、唯一の乗務員である運転士のご負担如何ばかりかと思いますが、会社として、しっかりした運賃収受に気を配ってもらいたいと思います。せっかく乗っていただいても運賃を取りこぼしていたのでは話になりませんし、利用する側もモラルのことは勿論、伊賀線の置かれた状況を考えて、“自分達の正しい利用がこの鉄道を守る”という意識をもっと持つべきだと強く思います。暑いのに暑苦しいお話で失礼いたしました。 |