ふとしたきっかけで鉄道趣味の面白さに再び目覚めた。楽しみ方は色々鉄道趣味は奥が深い。私の趣味活動をほんの少し披露し、併せて伊賀地域の鉄道の将来について考えます。
 
2008/07/26 11:50:17|伊賀線のこと
伊賀線 ドア扱い変更のこと
うだるような暑さが連日続いています。こんな日はあまり外へは出たくないものですが、子供達にせがまれ、伊賀線の全線乗車に出かけてきました。乗車した日は、この日から無人駅でのドア扱いが先頭車の前よりドアだけに制限されることとなったこともあり、その様子の確認も兼ねて偵察してきました。初日とあって混乱のないようにとの配慮からか、社員1名とシルバー人材センターから派遣された添乗員が2名乗り込んでおり、丁寧な案内と運賃精算に奔走されていました。運転士も車内放送で案内をしており、乗客も大きな戸惑いを感じている風でもなさそうでした。暫らくは、周知のためにこのような態勢をとられるのかなと思います。さて、このような措置に至った最大の要因は、何と言っても不正乗車の防止であろうと思われます。残念なことに私もその現場を目撃したことがあります。若者が無人駅の広小路駅で下車した際、たまたま検札のため添乗していた乗務員に、声を掛けられ、その場で精算することに・・・。ということは、無札で乗車し車内精算をもせずに下車しようとしたということになります。ペナルティの分まで払わされたかどうかは、そこまで見届けませんでしたが、桑町駅などでも運賃箱や駅の切符回収箱に切符を入れないで下車していく乗客の姿を何度も見ています。定期券乗車の方であったかどうかは分かりませんが、残念だったのは、これらをきちんと確認する対応が鉄道側にもなされていなかったことです。きちんと運賃を払って乗車しているお客から見て、不正乗車をする人を会社側が見逃しているというのは何とも不公平に映ります。そういう意味では、今回の措置は、若干の不便はあるものの、良かったのではないかと思います。通常は、唯一の乗務員である運転士のご負担如何ばかりかと思いますが、会社として、しっかりした運賃収受に気を配ってもらいたいと思います。せっかく乗っていただいても運賃を取りこぼしていたのでは話になりませんし、利用する側もモラルのことは勿論、伊賀線の置かれた状況を考えて、“自分達の正しい利用がこの鉄道を守る”という意識をもっと持つべきだと強く思います。暑いのに暑苦しいお話で失礼いたしました。







2008/07/07 23:29:30|鉄道模型その他
鉄道模型の楽しみ
先日、久しぶりにぶらりと訪ねた大阪の鉄道模型店で、私を惹き付けた車両がありました。ディスプレイケースに並べられたそれは、2両セットの中古品として売られており、少しパーツの欠品があるものの、HOゲージとしては値も手頃で、試走してみればまあまあ静かで滑らかに動きました。買うかどうか迷いましたが“買いたい”衝動が強く、一晩考えて明日もあるかどうかの保証はありません。まあ大人の買い物としては許せるかな?どうせ酒もタバコも、賭け事もやらないんだから・・・といつもの悪魔のささやきに負けてしまいました。そんなわけで持ち帰ったのが、写真の車両(近鉄12200系スナックカー)です。この車両、実物は結構古く、初代12000系は昭和42年に製造、以来、主に名阪ノンストップ特急として活躍しました。東海道新幹線開業直後で激減した看板の名阪ノンストップ特急に、テコ入れを図る目的で登場した車両で、何と言っても特徴は、スナックカーの愛称の源となった軽食サービス用スナックコーナーを設けていたことでした。模型の先頭部分の大きな窓部がそれです。側面にはsnack carのカッコいいロゴも入ってました。当時、一世を風靡した2代目ビスタカーとともに昭和40〜50年代を駆け抜けた近鉄を代表する名車両といえるでしょう。現在の12200系は、車体更新されており、スナックコーナーや前面の特急マークなどは撤去されてしまいました。今も主力特急車両として活躍していますが、残念ながらこの姿は実物ではもう見ることができません。私と同年代生まれの車両でもあることから、結構親しみのある車両でした。そんな愛着のある鉄道車両をいつまでも手元に残しておけるというのも鉄道模型の楽しみのひとつなのであります。







2008/06/03 22:18:28|関西本線のこと
修学旅行臨時列車(春編)
毎年春と秋に運転されているキハ181系特急型ディーゼルカーによる修学旅行臨時列車が、今年も伊賀路の関西本線を疾走しています。これは奈良、伊勢方面に修学旅行に出かける兵庫県姫路方面の小学生が利用しており、5月中旬頃から運転が始まりました。春の運転では、往路は奈良〜亀山間を、復路は亀山〜柘植間(草津線経由)でその姿を見ることができます。ちなみに秋の運転は往路、復路とも亀山〜柘植間(草津線経由)で見ることが出できます。普段は1〜2両の小さなディーゼルカーが行き来するだけのこの区間を、長編成の特急型車両が走る姿は、往年の関西本線の特急「あすか」号を髣髴とさせるものがあります。







2008/06/03 21:56:28|撮影日記
珍客登場
先週の日曜日、JR西日本の検測車「キヤ141系」が草津線に入線しましたので、早速、柘植駅で観察&撮影してきました。当日は草津〜柘植間を2往復し、設備の点検を行ったと思われます。昨年の秋にも同様に柘植でこの車両を観察&撮影しましたが、今回は比較的間近に観察することが出来ました。
一般乗客には縁のない業務用車両ですが、デザイン、スタイル共に優れカッコよさが際立っています。同じような車両(ドクターカー)は近鉄など他社にも存在しますが、今のところこのキヤ141系が一番カッコいいのではないでしょうか。







2008/05/25 23:02:46|遠征記
みまさかスローライフ号の旅(その4)

(つづき)因美線はその名の通り、因幡(鳥取県)と美作(岡山県)を結ぶ路線として、かつては山陰と山陽を結ぶ陰陽連絡の主要ルートでありましたが、1994年の智頭急行線の開業により、鳥取〜智頭間と智頭〜東津山間で運行系統が分離され、前者は智頭急行線とともに新たな陰陽連絡ルートとしての役割が与えられ、後者は、1〜3時間に1本程度の普通列車(一部快速)による線内のローカル輸送のみの役割分担となりました。特に、1997年に鳥取〜岡山を津山経由で結んだ急行「砂丘」号が廃止されてからは、軽快気動車が1両で行き来するだけの山間の閑散線区となってしまいました。しかし、この区間の沿線には、古き良き日本の風景と懐かしい鉄道遺産が残されている大変魅力ある路線であることから、岡山県を中心にこの路線を観光の目玉として見直そうという機運が高まり、昨年から、懐かしい列車に乗って訪ねるというユニークな趣向のイベントが開催されるようになったのです。主要ルートという役割を終えた今、少子高齢化の進む山間の鉄道であれば乗客増もままならない状況に変わりはなく、合理化の末に廃線という運命も考えられるのですが、廃れ行く鉄路を逆手にとって、鉄道遺産と懐かしさを売りにしようという試みは、同じような悩みを持つ全国のどこかの鉄道にとって大変参考になる事例ではないかと思いました。そんなことなど考えているうちに、私の乗った“スローライフ号”は因幡と美作の県境で分水嶺となる物見峠を越え、鳥取県側に入りました。車窓右手から高規格の新しい線路が見えてくると終着駅智頭です。2時間あまりの正にスローな旅はここで終わりです。懐かしいキハ28,58型にもっと揺られていたい気持ちを抑えながら、列車を後にしました。私はここで乗り換え、新しい主要ルートとなった智頭急行線の看板列車、特急「スーパーはくと」に乗車し、最高速度130キロのハイスピードな旅で一気に京都を目指し帰路につきました。画像上から、美作滝尾駅駅舎、美作河井駅停車中のスローライフ号、智頭駅に進入する鳥取からの特急スーパーはくと号、智頭駅到着直前に擦れ違った鳥取~岡山間を結ぶ特急スーパーいなば号