ふとしたきっかけで鉄道趣味の面白さに再び目覚めた。楽しみ方は色々鉄道趣味は奥が深い。私の趣味活動をほんの少し披露し、併せて伊賀地域の鉄道の将来について考えます。
 
2009/09/03 23:41:39|伊賀線のこと
伊賀線新型車両決定?
 8月某日の新聞報道等に、伊賀線の現行860系車両の後継車両についてイラスト入りで報じられていました。
 それによると、新しく導入される車両は、関東私鉄で使用されていたもので、まず、今年度に2両×2編成が入線し、再来年度までに全て置き換えられるというものでした。イラストは新たにデザインされた忍者くの一のラッピングを施した絵となっていましたが、注目のベース車両は、このブログにおいて、以前に予想していたとおり、東急電鉄の1000系車両であることが確認できました。勿論、記事には具体的にどこの車両であるかの記述はありませんでしたが、イラストどおりであるならばほぼ間違いないと思います。
 近鉄グループの伊賀鉄道になぜ、関東の大手私鉄で使用された車両が導入されるのか不思議に思われる向きも多いかもしれません。現在の860系やその先代の5000系も近鉄本線などで活躍した車両を転属させたものですから、今回も親会社から譲り受けるのが常道であると考えるのですが、果たしてその理由は何か?近鉄に、子会社に譲渡する車両がない訳がないのですが、大きな理由は、伊賀線に存在する急曲線が近鉄が保有する標準的な車両を拒んでいるからなのです。特に上野市〜広小路間の曲線は、今や1両の長さが20メートルもある近鉄の標準車は走行することができないのです。ならば、伊賀線でも走行できるサイズの車両を新造すれば良い、又は急曲線を改良すれば良いのではないかと思いますが、厳しい経営事情を考えると大きな投資はリスクが大きい。ならば、車両のサイズも経営上のサイズもピタリと合う最適な中古車両を探した結果、それが関東の東急にあったと、こういう訳だと推測します。
 報道などによると2両1編成で約1億円ということですので、新造する場合の約半分程度の購入費用でしょうし、中古車両と言っても、東急1000系なら10数年程度の車齢ですから、鉄道車両ではまだまだ新しい部類に入ります。また、性能、設備面でも例えば乗り心地を良くする台車(ボルスタレス台車)を備えているなど決して最新車両にひけをとらないものだと思います。加えて導入費用に国、県、市の補助がありますので、事業者としての負担は少なくて済みます。こうしたメリットを勘案した結果の選択であったと考えられます。
 この辺りの鉄道では珍しい、東京生まれの東京育ちの電車が伊賀の地で新たな活躍をする、言わば都会のお嬢さんが伊賀に嫁ぐことになるわけです。都会のお嬢さんの目に、一体、この伊賀の地がどのように映るのか想像するだけでワクワクします。伊賀鉄道活性化の救世主として沢山の乗客を都会からも呼んで欲しい、そんな期待をせずにはいられません。初導入の編成が走り始めるのは今年12月とのこと、乗ること自体が楽しくなるような仕様になるそうです。大きなクリスマスプレゼントを今から楽しみに待つことにしたいと思います。








2009/08/18 23:34:06|伊賀線のこと
レトロトレイン出発進行!その2
8月8日に伊賀鉄道に登場した、昭和30年代のレトロ塗装編成は、上野市車庫でのお披露目イベントの後、上野市〜伊賀神戸間を臨時運転しました。この際、当時の行き先板を復刻し編成の前後に取り付ける演出もあり、猪田道駅と丸山駅では、同じく懐かしい行き先板を付けたマルーン編成との行き違いも見られました。このことは、事前に告知されていたこともあって、珍しい2ショットを収めようと多くの撮影者で賑わいました。

この臨時運転と翌9日午後の通常運行では、懐かしい吊り広告が飾られた車内に「昭和ハウス」さんによる駄菓子や瓶ジュースなどの販売コーナーが設けられ、店主自ら売り歩きをされて乗り合わせた親子連れが買い求めるなど人気を博していました。

昭和レトロをテーマにした今回の取り組みは、伊賀鉄道の沿線そのものが昭和にタイムスリップした情景そのものであることから正に的を得たものであったのではないでしょうか?是非、今後も継続して実施して欲しいと思います。

夏休みも残りあと僅かになりましたが、このレトロ電車に乗って、上野市街地など沿線に残る昭和レトロなスポットを訪ね歩くのも一興だと思います。

画像左=臨時運行で上林大池付近を行くレトロ編成 画像中央=猪田道駅でマルーン車との行き違いの様子 画像右=イベントで試乗会が行なわれた軌道自転車、廃線になった有田鉄道から貸与されたものとのことです。>







2009/08/09 12:00:04|伊賀線のこと
レトロトレイン出発進行!

 伊賀鉄道は、8月8日に、かねてから告知していた昭和30年代の近鉄伊賀線車両の塗装(深緑色)に変更した860系1編成のお披露目を行い、同日から運行を開始しました。このお披露目にあわせて、伊賀鉄道友の会では上野市車庫において撮影会などのイベントを開催しました。

 この日、朝から真夏の日差しが照りつける暑い日となりましたが、熱心なファンや親子連れが多数訪れ、珍しい姿になった車両にカメラを向けていました。レトロ車両の車内では、昭和30年代のお茶の間を再現したコーナーを設け、家具、電化製品、吊り広告の展示、懐かしい駄菓子や瓶ジュースも販売され人気を博していました。
 また、屋外では、恒例の車両撮影会があり、復刻した昔の行き先表示板を次々に取り替えてファンの要望に応えていました。その中で、既に廃線になった西名張行きの表示板があったことは驚きでした。まさに当時の伊賀線がこの色の車両で西名張まで直通していたことを思い起こさせるものでした。

 車庫内では線路点検に使われていた軌道自転車の試乗会もあり、親子連れなどが一生懸命ペダルを漕ぐ姿が見られました。

 この日、レトロ車両は、午後に臨時列車として上野市〜伊賀神戸を1往復し、途中の交換駅でマルーン塗装車と擦れ違うシーンもあり、双方の車両に昔の行き先板を取り付ける演出がありました。沿線にも多くのファンが撮影に訪れている姿を見ることができ、終日、いつになく華やいだ雰囲気に包まれました







2009/08/02 14:07:15|遠征記
富良野・美瑛ノロッコ号乗車記など

“夏休みの家族旅行で北海道へ行ってきました。”と言うと、私の場合やはり鉄道利用で?と思われるかもしれません。本当はそうしたかったのですが、子供達を連れて行くには乗り換えや荷物など負担が大きいため諦めました。しかし、いつかは鉄道で北の大地へ行き、道内をゆっくり巡ってみたいと思っています。

 さて、家族サービス優先の中でも少しは“鉄”をしてきました。まず一つ目は、富良野線の「富良野・美瑛ノロッコ号」の乗車です。観光用の列車ですから、これを行程に組むことは家族も賛成してくれました。列車は、旭川・美瑛〜富良野間を観光シーズンに3往復運転されており、年に1〜2度はC11型蒸気機関車による牽引になる日もあるそうです。私達は、ラベンダーで有名な「ファーム富田」の近くに設置された臨時駅「ラベンダー畑」から「美瑛」まで往復しました。編成は専用塗装が施されたDE15型ディーゼル機関車とトロッコ客車4両の通常編成です。乗車当日はあいにくの雨模様でパッチワークの丘が織り成す素晴らしい沿線風景を堪能することはできませんでしたが、普段とは一風変わった列車の旅を楽しめて家族も満足したようです。ところで、この列車、ノロッコ号とはいうものの、案外、速度は普通に出ていますので、ダイヤが許すならもう少しゆっくり走って欲しい気がしました。
 
 二つ目は、最終日の小樽市内観光で訪ねたかった旧北海道鉄道記念館(現小樽市総合博物館)です。訪ねたかったと言うのは、この日、残念なことに休館日だったため、敷地外から展示車両を眺めるだけだったからです。北海道鉄道発祥の地で旧手宮線手宮駅跡に設置されたこの施設は、広大な敷地に北海道ゆかりの車両が展示され、北海道開拓時代の蒸気機関車「しづか号」が保存されていることでも有名です。屋外の展示車両には北海道らしく除雪用車両や道内特急として活躍したキハ82型の1号車が綺麗な状態で保存されているのを見ることができ、次回の訪問を誓って施設を後にしました。
 
 道内にはこのほか、三笠市にある三笠鉄道村では、全国で唯一、施設内に敷かれた線路で蒸気機関車の運転体験をさせてくれるそうで、ここも是非訪ねてみたいところです。また、日本最北端を目指す宗谷本線、釧路湿原を縦断する釧網本線、かつてC62型蒸気機関車が重連で活躍した函館本線山線ルートなど、いずれもその魅力を堪能してみたいと思っている路線が沢山あります。北海道の鉄道は、開拓と炭鉱開発を目的に、かつて多くの国鉄路線と石炭輸送に活躍した炭鉱鉄道がありましたが、石炭産業の衰退と近年の少子高齢化の進展によって多くのローカル線が廃線となり、特に国鉄ローカル線の多くが巨額の赤字を抱え、廃止されてしまった経緯があります。最近でも、国鉄池北線を3セク転換し運行されてきた「ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線」が経営努力の甲斐なく廃止されてしまったのは記憶に新しいところです。現存する路線は、道内主要都市を結ぶ幹線と富良野線などの観光需要が見込める路線が中心となっていて、本州などと比べて鉄道を取り巻く環境はより厳しいものがあるようですが、それは他の地域の鉄道が抱える課題の縮図かも知れません。
 
 今回の旅で、あらためて北海道の雄大さとその魅力を実感した次第ですが、次回の鉄道による渡道実現に向け、ますます再訪への思いが強くなった旅でもありました。

画像上から1、2枚目=富良野・美瑛ノロッコ号(美瑛駅) 3枚目=富良野線の主力車両キハ150型(美瑛駅) 4枚目=小樽市総合博物館展示車両キハ82など(敷地外から撮影)







2009/07/11 18:45:44|伊賀線のこと
860系マルーン色模型完成ほか
 今年の1月に上野市駅で購入した、Nゲージ鉄道模型「鉄道コレクション(鉄コレ)伊賀鉄道860系」をマルーン色(えび茶色塗装)編成に改造してみましたのでご笑覧ください。(写真:左)。

 製品は近鉄時代からの赤/白塗装のものでしたが、3セット購入していましたので、1セットを動力化改造し、もう1セットを2月に登場したマルーン色編成にしようと考えました。忍者編成も良かったのですが、あのデザインを再現するには少し難易度が高そうだったため諦め、工作力が向上してから残りの1セットで試そうかと思います(さていつになることやら・・・。)。

 改造方法はいたって単純です。まず車両全体を分解し、ボディの塗装を剥離剤で落としてから、専用カラースプレーで塗り直しました。特徴ある銀帯は、銀色シールで表現しています。切り出しが甘かったため、幅が一定していませんが、やり直しが簡単なので修正していきたいと思っています。車番や奈良線鹿特急のヘッドマークなどは、丁度、模型店で入手したのがありましたのでそれを貼っています。パンタグラフや車輪、連結器は別パーツに交換してデティールアップしています。ディスプレイ用としていますが、子供が走らせたいとせがむので、赤/白編成の動力に付け替えて走行を楽しんでいます。

 また、模型ネタではありませんが、現在、上野市車庫に入場中の編成が塗装変更を受けるようです。上野市駅に所用で出掛けたところ、見慣れない深緑に塗装された車両が庫の中にありました(写真:右 敷地外から撮影)。マルーン色編成に次ぐ塗装変更車かも知れません。この塗装は、近鉄で随分昔に採用されていたことがある塗装で、伊賀線でも現在の860系より前の旧型車両に塗られていたものです。従って、正式には、この車両に塗られていたことはない筈ですが、今年度から新型車両への更新が始まることから、廃車になる前の惜別イベントとしてこの色が伊賀線のリバイバルカラーとして採用されるということなのでしょう。
マルーン編成とのコラボレーションなど登場が今から楽しみです。