先日、大阪の阪急淡路駅近くにある、JR城東貨物線赤川鉄橋に行って来ました。なぜ、“わざわざ”鉄道の鉄橋を見に行ったのかと言いますと、赤川鉄橋は、国内でも恐らく唯一と思われる鉄道と人が通る人道橋との併用橋で大変珍しいということと、手を出せば届くようなすぐ横を貨物列車が日に数度、轟音をたてて走り抜けるという摩訶不思議な日常の空間が展開されているのを見てみたかったこと、城東貨物線は単線電化の貨物専用線なのですが、近い将来、久宝寺〜放出間を結ぶJRおおさか東線の延伸に伴い、複線化され旅客線にする計画があり、工事の進捗と同時にこの人道橋も廃止される運命にあることから、今あるうちに見ておこうということで“わざわざ”行って来た訳なのです。 この橋は、淀川に架かる橋で結構、川幅もあり、歩いて渡りきるには早足で7〜8分かかります。橋の欄干には赤川仮橋という「正式」名がついているのですが、「仮」と言うとおり、当初から恒久的な橋ではなかったようです。 さて、現場に着いてみると、既に何度も写真などで目にしていましたので、凡そイメージどおりの景色でしたが、驚いたのはその通行量の多さです。幅員が狭いため、クルマの通行は出来ませんが、歩く人の多さに加えて、自転車に乗ったまま通行する人もかなり多く、挙句の果てはミニバイクでかっ飛んで行くつわものもいました。本当は自転車も押して歩くのがルールですが、守っている人は殆どいません。本来の道路橋は少し離れたところにあるため、地元住民を中心に回り道を嫌ってこの橋が利用されているのでしょう。複線化工事で使えなくなったらブーイングが起きそうですね。 貨物列車が通るのは日にたった5往復程度です。時刻を調べていないと“遭遇”できないのですが、調べていても日によっては運休したりとなかなか出会う機会は少ないようです。この日も予定していた2本のうち1本は運休のようでした。しかし、最近は物珍しさが手伝って、鉄道雑誌などでも紹介されることが多いことから橋と列車を絡めて撮影に訪れる人が多いのだそうです。 鉄道好きでなくても一見の価値はあるかと思います。しかし行かれる方はくれぐれも“暴走”自転車には気をつけてください。 |