クリスマスが過ぎると早くも気分は迎春準備にと、日々慌しさを感じるようになります。 年齢を経るにつれ1年が短く思うものですが、振り返れば反省することばかり、今年は忙しさにかまけてこのブログの更新も滞りがちで中途半端なものになってしまいました。来年こそは、と意気込みたいところですが、来年も状況はあまり変わらないかも知れません。 さて、今年の伊賀地域の鉄道をめぐる状況はどうだったでしょうか。特に伊賀鉄道。新会社発足3周年を迎え、新忍者列車をシンボルとして各種メディアに取り上げられるなどその名が内外に周知されたようです。しかし、利用者数は、沿線高校の統廃合などで通学客を中心に減少し平成21年度実績ではじめて200万人を割り込みました。年間赤字も億単位とのことで、この状況が続けば市や近鉄の運営補助が切れる平成29年以降の存続は非常に危惧されます。来年はさらに沿線高校の定員減もあり、逆風は続きます。今後は、通勤利用客の増加や定期外利用者の集客に努め、通学客に頼らない利用特性に変えていく必要があります。近く新車両第3編成も営業運転を開始し、来年度までに全ての車両が一新され、車両面での体質改善が大きく進むことから、これを契機に沿線住民は伊賀鉄道の置かれた状況を理解し、地域のインフラとして守り育てるよう自ら行動していかなければなりません。低炭素社会実現への個人の取り組みや地域づくりへの貢献などの意味からクルマ利用と鉄道利用の適切な使い分けを実践していきたいものです。また、鉄道事業者と行政は、地域のインフラを守る共通認識のもと、互いに協力連携し、平成29年以降を見据えた鉄道存続発展のための新たな仕組みづくりを協議開始する必要があるでしょう。 来年はこうしたことのスタートが切れる伊賀鉄道存続のための第2ステージ開幕としたいものです。 |