今年3月に名古屋港金城埠頭にオープンした鉄道博物館「リニア・鉄道館」に行ってきました。 この博物館はJR東海が設置運営するもので、狭軌鉄道で世界最高速度を記録したC62型17号機などのSLから0系などの歴代新幹線車両、2027年の開業が待たれるリニア新幹線実験車両の実物が所狭しと展示され、在来線で活躍した秘蔵の車両も多数並べられています。車内を見学することができる車両も多く、私は中でも、今はもう廃止された新幹線車両の食堂車が印象深く、かつて一度だけ100系新幹線の食堂車でハヤシライスを食べた思い出が甦りました。 この博物館の目玉は何と言っても鉄道模型の大ジオラマで、車両の多さもさることながら、東京〜名古屋〜大阪間の沿線風景を細密に凝縮しているのには驚かされます。 また、入場者が抽選で運転ができるシミュレーターは、新幹線、在来線、車掌の3種類があり、私は在来線シミュレーターを楽しむことができましたが、特に新幹線シミュレーターは本物と同じような(同じ?)運転席に全面180度の大スクリーンに映し出される映像を見ながら本物同様の操作ができます。これにはいつか是非、挑戦してみたいと思っています。 博物館へのアクセスはJR名古屋駅からあおなみ線で終点「金城ふ頭」下車、クルマなら伊勢湾岸自動車道名港中央ICが至近ですが、鉄道博物館には鉄道利用でお出かけください。 |