ふとしたきっかけで鉄道趣味の面白さに再び目覚めた。楽しみ方は色々鉄道趣味は奥が深い。私の趣味活動をほんの少し披露し、併せて伊賀地域の鉄道の将来について考えます。
 
2007/01/13 19:30:03|撮影日記
伊勢初詣団体臨時列車
今日は、毎年恒例の伊勢神宮への初詣客を乗せた団体臨時列車を関西本線関〜加太間のポイントで撮影して来ました。この列車は昨日(12日)に若狭高浜を出発し敦賀、京都、柘植、亀山を経由し伊勢市まで運行された団体専用列車で、今日はその帰りの便となりました。使用された車両はJR西日本のお座敷客車「いきいきサロンきのくに」号で、6両の客車をDD51型ディーゼル機関車が牽引しました。例年の常連であった別のお座敷客車が引退したため、今年はこの車両で運行されました。数年前まではこの時期に、沢山の初詣列車が運転されましたが、年々減少傾向となっており、今日のこの列車も非常に貴重な列車としてファンからは注目されていました。そのため、この撮影場所でも15人程度がカメラを構え、中には遠方から来た方もお見えになったようです。また、今日は関西本線の保守運休日と重なったため、当初予定の通過時刻から大幅に遅れ、天気も晴れから曇天となったため非常に寒く、露出が厳しい条件での撮影となりました。画像左=お目当ての団体臨時列車、右=昼間保守運休明けの下り一番列車







2007/01/08 22:50:21|その他
新春雑感
珍しく2日連続の投稿です。先にも書きましたが、この3連休の初日に大阪まで遊びに行ってきました。私の場合、大阪方面へ行く場合の主な交通手段は伊賀線〜関西本線が多いです。先日もそうでした。伊賀地区からならば、住む地域や行き先によりますが、大方の人はクルマ(名阪国道)か近鉄大阪線、それとも最近流行の高速バスだと思いますが、やはりこの2つの鉄道の利用促進に協力したいからというのが大きな理由ですね。それと、経済性でしょうか。近鉄利用ですと特急に乗りたくなりますからね。普通(快速)列車の設定しかないJRなら特急料金は要りませんから。所要時間で言えば、そこそこ速いと思っていましたが、先のダイヤ改正から悪くなってしまいました、接続が良い列車でも加茂で約10分、木津での停車が約5分となる列車が多く、明らかに時間ロスです。ゆとりダイヤの影響でしょうが、安全性の向上策が図られれば元に戻して欲しいところです。もう一つの私なりの理由は、加茂までの木津川に沿う景観など車窓を楽しむというのがあります。汽車旅らしい雰囲気がありますからね。そういえば6日の中日新聞朝刊伊賀版に、伊賀に対する奈良市長のインタビュー記事が載せられていましたが、奈良と伊賀の交流促進のために関西本線の整備が重要課題で、連携しながら今後も取り組むとの見解が示されていました。多少のサービスもあるかも知れませんが、複線電化整備済みで京阪神志向の強い同市から心強いお言葉を頂戴し少し嬉しく思いました。先日、これらの鉄道を利用していて思ったことは、伊賀線も関西本線非電化区間もワンマン運転に関わらず、車内精算や検札のための係員が乗っており、運転士以外の係員が居ることは、車内の安全のためにも大変大きいものであるということを感じました。いずれも不正乗車防止を目的とするものでしょうが、今後も人材をやり繰りしながら続けて欲しいと思います。それと、加茂から乗務された快速の車掌氏のキチンとした安全確認動作は大変気持ちの良いものでした。年頭にJR西日本社長が乗務員に対し基本動作の徹底を行うとの話がありましたが、それが浸透していたのでしょうね。そうそう、もう一つ感動したことがありました。関西本線の大河原駅を通った時、この駅は民間委託駅でなのですが(切符の販売等だけが業務)、委託員の方がホームで列車を迎え、敬礼で送り出してくれました。一昔前ならどこの駅でも行われていた安全のための仕事でしたが、今は、駅員の居る駅でも大きな駅以外はこのような光景は滅多に見られません。鉄道が人の手によって動かされていることを感じるほど、私達、利用者は安心して利用できるのだと強く思いました。画像は昨年3月の柘植駅にて、廃止目前の急行かすが号です。関西本線非電化区間の定期列車ではこの列車のみ車掌が乗務していました。乗降確認をし、運転士に発車の合図を送ります。







2007/01/07 23:19:09|遠征記
フリーマーケットへ行ってきました
正月休み明けの3連休で、のんびり過ごしておられる方も多いと思います。その連休の初日である昨日、大阪城公園近くの大阪ビジネスパーク内で開催されている。「鉄道わくわくフリーマーケット」に出掛けてきました。これは、テレビ大阪などが主催するイベントで、模型(玩具)や部品、切符、書籍など鉄道に関連するお宝を業者や団体、個人が持ち寄り、それぞれがブースを構えて販売するというものです。昨年もこの時期に開催され、今年が2回目です。今年は昨年に比べ、出展者の数がかなり増えており、見応えのあるものとなりました。当日、私は伊賀線、関西本線、大阪環状線を乗継ぎ、大阪城公園駅へ向い、会場にはお昼過ぎに到着しましたが、既に会場内は大勢の人で活気に溢れ、お宝を品定めする大人たちや、鉄道模型の展示走行に歓声をあげるチビっ子達で賑わっていました。私も会場のブースを一つ一つ見て周り、何か気に入るものがあればなあという程度に流していましたが、とあるブースで伊賀線で使用された行先板を発見。金額も少し高額なため、購入しようかどうか迷いましたが、入手困難なものであるし、後で後悔するならと、出展者と値段交渉に入りました。しかし、委託品のため勉強できないとのこと、子供向けのおまけを付けてもらって買ってしまいました。大きな荷物となったため、帰りは梅田から上野行き高速バスで戻ってきました。このイベントは連休最終日まで行われる予定です。画像右側は会場の外に展示されていたEF58型電気機関車の前頭部。







2007/01/01 16:53:08|その他
あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年は、近鉄伊賀線の分社化がなされるなど伊賀地域の鉄道事情に大きな変革があります。関西本線のことも少しは明るい話題があればいいなと願っておりますが、単なる鉄道好きにとどまらず、地域住民の一人として地元の鉄道と沿線地域の振興に貢献出来ることを考え実践していきたいと思います。趣味的活動では、昨年どおり、撮り鉄、乗り鉄、模型鉄をマイペースで楽しんでいきたいと思います。冬らしい画像がないのですが、今冬も行きたいと思っている、伊賀から一番近くで乗れる、撮れる、SL列車「北びわこ号」です。今冬はC57型貴婦人が登板だとか。







2006/12/26 23:26:56|その他
2006年を振り返って
今年もあと5日を残すだけとなりました。少し早いのですが、今年を振り返ってみたいと思います。私にとって、今年の最大の出来事は、このサイトを立ち上げたことでありますが、それはさておき、伊賀地域の鉄道事情における今年の最大の関心事は、関西本線から急行かすが号が廃止されたことでありました。昨年の丁度今頃にプレス発表され、それから僅か3か月後、春の日を待たずに消えていきました。同時に実施されたダイヤ改正では、大阪方面への利便性の後退に、今後が心配される内容となりました。また、伊賀線については、経営分離の方向が明確になり、来年夏ごろを目途に新会社による運営が予定されることになりました。路線存続のための方策ではありますが、運賃改定や老朽化した車両の今後が気になるところです。趣味活動では、正月の伊勢参り臨時列車の撮影や冬のSL北びわこ号の撮影行に始まり、春と夏2度の大井川鉄道遠征ではSL乗車&撮影&機関士体験を満喫、秋には念願の「急行きたぐに号で行く大糸線キハ52に会う旅」を実現し、充実した1年であったと思います。また、D51のナンバープレートを運よく入手することができましたが、多額の出費となったこと、鉄道模型の方も相変わらず小遣いを圧迫する結果となり、もう少し自制すべきであったと反省する1年でもありました。今年の更新は今回で最後です。来年もまた、今年以上に人生に癒しを与える趣味活動を展開したいと考えています。拙い当サイトにお越しくださいました皆様、来年も懲りずにご笑覧いただきますようお願い申し上げます。それでは、良いお年を!