鉄道に興味のない人には、このタイトルは意味が分からないかもしれない。しかし、新幹線の主治医がドクターイエローといえば分かる方は多いだろう。 鉄道は言うまでもなく安全が第一、安全に運行しているのが当たり前である。しかしその当たり前を維持することは並大抵ではない。電気、信号通信、軌道それらが異常がなく機能できるよう、日ごろの検査が重要になってくる。特に軌道は生き物といわれるほど常に同じ状態ではない。軌間の拡大や歪み、傷などがあれば事故につながりやすい。それを効率よくチェックするために鉄道事業者が導入しているのが検測車といわれる事業用車両だ。 JR西日本が2006年から導入しているのが、キヤ141系という事業用気動車(通称ドクターウエスト)。かつては別々に行っていた信号通信と軌道検測をこの2両1編成で行える優れものである。しかも外観がちょっとカッコいい。 新幹線のドクターイエローは営業用車両に検測機器を搭載することで引退間近となったが、在来線ではまだまだ必要不可欠である。 キヤ141系には電気検測車の役割も加えて3両編成となる計画もあったそうだが、それは2021年新たにDEC741型を導入して役割分担することになった。 関西本線(山線)も定期的に主治医の検査を受けている。大抵は昼間の診察なので明るい時間帯にその姿を見ることができるのだが、いつ運転されるかは公表されていないので神出鬼没。運よく出会えたら幸せになれるかな・・・ |