先日の湖北(北陸本線米原〜木ノ本)へのSL撮影で、得られたその他の成果を紹介します。左上から順に、EF65型電気機関車が牽引するSL列車の回送です。最後尾に小さくSL(C56型)がぶら下がっています。この電気機関車が青色の12系客車を牽くのも最近では珍しいことです。このシーンもSL列車に負けず劣らず人気があるようです。
実はこの青い電気機関車がこの区間を走れるようになったのは、まだつい最近のことで、以前はDD51ディーゼル機関車がこの任についていました。北陸本線は元々交流電化方式だったのですが、京阪神方面への直通運転で便利にするため、米原〜長浜〜敦賀間が段階的に直流電化方式に改められ、一昨年の秋に完成しました。そのことがあって、直流区間でしか走れなかったこの電気機関車もこの区間に乗り入れることができるようになったのです。少し前までならあり得なかった光景ということになりますね。
右隣は、回送列車を待っていて偶然やってきた、ディーゼル気動車キハ65系エーデル&リゾートによる団体臨時列車です。その右隣は、姿を見せていた時間の伊吹山です。この背景でSL列車を撮影したかったのですが・・・。列車は、昨年新製投入された電車によるローカル列車です。左下は、米原駅でC56の入換え風景です。スチームがSLを包んで幻想的でした。
今から10数年前、京阪神方面から長浜まで新快速電車が走り始めたお陰で、長浜地域の観光振興等に大いに貢献したのは有名な話ですが、遅ればせながら、今や、その先の木ノ本や近江塩津、果ては福井県敦賀まで新快速電車が結ぶようになりました。現在、本数的には1時間に1本程度ですが、現状を見る限り、その他のローカル列車とも各列車の利用状況はよさそうで、このプロジェクトが地域に与えるインパクトは今後も期待できそうです。
鉄道活性化による地域振興を成功させた、滋賀県、福井県、湖北地方の沿線自治体等の努力は並々ならぬものであったと感心します。願わくば、京阪神からの距離がこれら地域よりも近い関西本線沿線の関係自治体も、この先進事例を是非研究され、参考にされたいと思います。
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