今日は、久しぶりに市内の書店を覗きました。新刊や話題の本にも興味がありますが、ついつい立ち寄ってしまうのが鉄道関係のコーナーです。毎月21日は、有名な「鉄道ファン」や「鉄道ジャーナル」などの月刊雑誌の発売日に当たりますので、それらをひととおり立ち読みして内容を確認、興味のある内容ならひとつ買って帰ろうと思っていましたが、ふと目に留まったのが「国鉄時代」という本です。これは大人向け趣味誌を中心に出版しているネコ・パブリッシングという出版社から、3か月に一度発刊されているマガジンというよりはブックに近い本で、私も過去に何度か買って読んだことがあります。読者などから寄せられた国鉄時代の思い出を綴ったエッセイが懐かしい写真とともに編集されていて結構読み応えがあります。多くは蒸気機関車に憧れて撮影に奔走した若き日の思い出話が多く、何十年も経った今でも、時空を越えて、その時の情景に思いを馳せることができます。今回の特集はC57型蒸気機関車がメインのようです。ぱらぱらとページをめくり、まず私の目を釘付けにしたのは、2ページにわたって掲載されていた、C57が牽く関西本線の夜行急行「大和」の写真です。それも加太の大築堤を登る全編成の美しい写真です。もう少しめくると今度は「D511伊賀路を行く」と題して、梅小路蒸気機関車館で保存されているD51のトップナンバー機が青い12系客車を牽いて紅葉の山間を行く美しいカラー写真がエッセイとともに掲載されていました。これは、蒸気機関車が関西本線から全廃された直後に、湊町(現JR難波)〜伊賀上野・柘植間で運転されたという臨時列車だとのことでした。もうこれだけで、買う価値が十分ありましたが、付録についているDVDには、「伊勢時の汽笛」という紀勢、参宮線で収録した蒸気列車の映像がはいっているとのこと、これは買うしかないと、迷うことなく、この本を手にレジへ向かいました。画像は現在、梅小路蒸気機関車館で保存中のD511号機。これが関西本線に現役復活したら・・・。叶わぬ夢かな。 |