京都での所用のついでに、梅小路蒸気機関車館周辺を訪ねました。近年、この界隈は水族館の新設をはじめ、梅小路公園の整備が行われ市民や観光客の憩いの場となっています。最近も京都市電のメモリアル施設が整備されたとのことで、是非訪問したいと思っていました。 また、蒸気機関車館に隣接して、JR西日本が鉄道博物館の建設を進めており、現在、来年度オープンを目指して建屋の工事が行われています。 これに伴い、さきほど、梅小路蒸気機関車館を今年8月末で閉館するとの発表がありました。これは新しく出来る博物館の一施設として再整備されるための措置であろうと思われます。現在、機関車館(扇形庫)の一部を現役車両の検修庫として使用していますが、新たに扇形庫の隣に別棟の検修庫が建築されています。JR西日本では、これに先立って、SL運行のための技術等の継承を今後も続けていくとし、新たにD51型200号機の本線復帰を行うと発表しました。 SLの復活運転がさらに拡大されることと、機関車館が、さらに博物館と一体となって充実した施設となることを期待したいものです。 画像上=建設が進む鉄道博物館、中=本日のスチーム号はスワローエンゼルC622、下=検修庫内の様子、右は検査中の貴婦人C571 、左の検査線上には復活工事中のD51200の動輪類が置かれている。 |