北陸本線の米原〜木之本間には季節ごとに蒸気機関車牽引の臨時列車「SL北びわこ号」が運行されます。毎回、通常は2〜3日程度運転日が設定されますが、今年の冬は1日(3月6日)のみ。しかも牽引機関車は、普段、小型のC56型が登板しますが、今冬は山口線のSLやまぐち号に使用される貴婦人ことC57型が充当されるとの情報です。 過去にも、貴婦人が牽引する北びわこ号の撮影、乗車に出かけたことがありますが、最近はその機会に恵まれませんでした。今回も1日しか機会がないのにこの日は仕事の予定があり、出かけることは叶わないと思っていました。しかし、直前になって仕事がキャンセルになり、喜び勇んで、子供とともに出かけてきました。 何とか、列車の指定席も確保することが出来、午前の1号に乗車、1号の回送と午後の3号を河毛駅近くのポイントで撮影することができました。 比較的大型のC57は力強く煙も盛大に吐いて、写真を撮っても絵になります。また、乗っても蒸気牽引列車特有の推進力を強く感じることが出来、わずか小1時間の乗車時間でしたが満足できるものでした。 蒸気機関車による臨時列車の運行は、運行経費も高く、鉄道事業者のみならず地域などの関係者の理解と協力が必要不可欠と聞きます。運行日数が減ったことは、こうしたことの難しさの表れなのかも知れません。これからも長く運行が続くよう、出来る限り出かけて自分なりに貢献したいと思います。 |