新年も早や20日を過ぎました。今頃、今年初めての更新になってしまいました。いつもながらマイペースで申しわけありません。 今年初の画像もいつもの上野市駅駅舎に飾られたしめ縄です。 今日の時点では既に撤去されていますので、もう見ることはできませんが、今年のしめ縄は、伊賀線開業100周年を迎えるためか鶴や亀もあしらわれたいつもよりおめでたい立派なしめ縄だったと思います。
さて、今年の伊賀地域の鉄道事情はどのような変化があるのでしょうか。一地域に限定された事情としては予測は立てにくいのですが、まず何と言っても、伊賀線が前述のとおり開業100年の記念すべき年を迎えます。特にこの10年、存続の危機に立ちながらよくぞ残ったと思わざるを得ません。これからさらに10年、いや100年後まで残すには、ますます、沿線地域が支える鉄道として生まれ変わっていく必要があります。後世の人たちにも喜ばれるよう責任を負わなければなりません。100周年を記念した取り組みがどんなものがあるのか、まだ明らかにはなっていませんが、内外にアピールができるものにしてほしいと期待します。 JRでは、春のダイヤ改正での大きな変化はなさそうで、利便性の部分ではあまり変わらないでしょう。地道なところでは、昨年、関西本線の無人駅や委託駅に導入された運行状況案内の小型ディスプレイがありますが、荒天の運休時など、乗客が情報を得られる手段として良い施策だったと思います。しかし、拠点駅である伊賀上野や柘植には無く、出来れば、近畿エリアの拠点駅にあるようなエリア全体の運行状況が分かるディスプレイを設置してほしいところです。また、JR西日本の他地域で実施されている沿線自治体とジョイントした地域振興の取り組みも期待したいところです。鉄道遺産を生かした津山地域の取り組みが大いに参考になると思いますが、どうでしょうか。それと、草津線貴生川以南と併せて、そろそろ関西本線加茂以東にもICOCAカードのエリア拡大を望みたいところですね。 鉄道事情の予測と言いながら願望ばかりになってしまいました。いずれも実施主体は民間企業ですから、当たり前のことですが、需要のないところに投資は無いわけです。需要の掘り起こしをわれわれ沿線住民も努力することが大切ですね。今年も1回でも多く鉄道利用の機会を増やしましょう。 |