「Wood Job ! 〜神去なあなあ日常〜」 観てきました
好きな矢口史靖監督ということもありますが 物語の舞台と映画のロケ地が 「三重の山奥」 ということでしたので
それに 長澤まさみさんの田舎暮らし 見たさに・・
映画には 三重という言葉は出てこなかったように思いますが たしかに なじみのある山奥の風情が・・
クスクス笑ってしまうシーンがちりばめられ とても楽しい映画でした
「林業」というのは 矢口監督は 現代人になじみのない世界として 取り上げている のでしょうね でも 田舎暮らししている人々にとって 林業以外の仕事でも 同じような感慨を味わえることでしょう
ただ すごい美しいシーンとか アレは ケッサクだったなー と とくに印象に残るというシーンはなかったけれども 小粒なネタをいっぱい
そして 全体を通じて 平野勇気 なかなかいいヤツじゃないか と いうしっかりした印象が残ります
自分が いいな と思ったのは 直紀(長澤さん)が弁当を持ってきてくれて いっしょに食べたとき 勇気が川に水を汲みに行って ほとりに神さんらしい石像をみつけ おにぎりを半分 拝むともなく 置いていったシーン
勇気は 直紀と仲良くなれたことを感謝したのかもしれないけれど 何の神さんかと考えることもなく ごく自然に謙虚な気持ちになる・・ あーいう心理になれば すでに「田舎者」として合格
(都会の人にはわからないかもしれないけれど) いい感じだなー と思っていたら あとあと そのフりが ストーリーに活かされるんですねー アレは よかった
実際 山止め (うちの方では 山の神さん(の休み)といいます) のとき 山に入って 手を引っ張られる思いをしたら ビビッて おしっこちびります 一人で 山に入っていくのが 割と平気な自分でも
結局 優しい山の神さん だったようですけど ・・
勇気くん というのは チャラいし 意志薄弱のように 一見見える
しかし 一人で行動できるし きれいな女性(直紀)のチラシを見て 見知らぬ土地に行く積極性があるし 逃げはするけど 人のことをわるくいわない 田舎の住まいにも いかにも危なくてキツそうな林業にも それなりに適応してるし
高いところは登れるし (himonowoyajiは全然ダメ 若い時でも10mが限界)
いや 若者の可能性というのは 外見も 性格も あんまり関係ありません ある機会に 伸びる時は伸びる のです
勇気くんは 神去の人たちになじんだ (神去の人たちが大事にしているものを理解した) それだけでも 十分なところがあります
勇気くんが東京に帰る時の ヨキのふるまいは なんとなくわかる気がしました
ヨキ は 伊藤英明さんが また すごいハマっているのですが・・ (ちなみに うちの方では斧のことを「ヨキ」といいます)
ヨキには 山奥で暮らす自分たちを どこか見下ろす人々に対して 形容しがたい憤り? のようなものをもっていたと思います 勇気くんには それがなくなった・・
彼は 未成年なので 今回 酒を飲んでいませんが 酒をのんだら ハナシのわかるヤツに違いありません w
もうちょっと美しい長澤さんとか ほんわかな長澤さんをみれたら最高でしたが・・
優香さんは いろいろと頑張っていました・・w
最後の終わり方もよかったし まさに 矢口ワールド
あの里の 少し北の方に woyajiは 住んでます そんな目で 「Wood Job !」 見てみてもらってもいいかも
では また
画像は 若かりしとき 美杉村 付近の林道を バイクで好んで走りました そんなときの一枚
映画ではカワサキの250くらいのに 長澤さんが乗っていました オフロード いいっすよねー
P.S. うちの実家は 「林業」といえるものはありませんが 田舎のことなので 山は 2反ほどあって・・ w
子供の頃 親父と一緒に 杉の木の植林をしたのを覚えています 何回にも分けて 苗木を買って・・ 鹿に食われるので 防護したり 植え替えたり・・ ヒノキもいくらか植えていますが 育ちが遅いので父は避けていました
親父は しんどい思いをして 植え 育った木々が 今 なんの役にも立たず (たとえ家を建てるとしても使わない) (ヒノキならともかく杉はまったく) 無価値であることを とても悔いています
自分は なんとも思わないんですが w
木材としてのヒノキの肌は本当に美しいし よい香りがする それでも 50cm近い木材でも 伐採・搬出する費用に見合わず 何かの都合で伐っても捨てられていることが 多いです (材木が高値で取引されるのは高級建築用途のみ かな?)
実際 自分もこの冬 雪で倒れたヒノキを片付けましたが 使うアテはありません
まあ (木造住宅など)建築用の木材も はるか遠国で伐採され 長い時間をかけて運ばれてきた輸入材の方が 現実 安いのですから 打つ手などありません
おそろしいのは 細かにカットして接合した集成材の柱や梁 あんなに手間をかけても まだ安いのですから・・ 笑うだけです
himonowoyaji の家も 集成材の木造です (ごめんなさいw)
ああ この国の木材資源を有効活用する日は まだ遠そう かな・・
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