「龍神S 遭雨譚 1 」のつづき
時間がたったせいか 距離のせいか 少し小降りになってきたので 写真など一枚 ( 写真 D ) (今回 雨の中でとった写真がこれだけ ナンギ ナンギの話のタネに 何枚かでも撮っとけばよかった ↑ ↑ 無事だから言える話 ポケットもウェストバッグもびちゃびちゃで カメラが濡れて壊れないか心配だった)
高野山の近くに戻って 「まあ寄らないで下へ降りよう」 と考えたのに・・ あるトンネルに入って 出ようとしたら 絶句する雨脚 思わずストップ こんなカーブで センターラインにパイロンあるのに・・危ない それでも停まりたくなる雨 w
あー どーなる woyaji ?
いくつかあった片側交互通行の工事中区間は さいわい 小降りの状態で通過し 橋本の街が見える頃には なんとドライに!
フルーツラインの傍らに 日射しに照らされた 白いコンクリート路面が見えた w 吸い寄せられるように 休憩 ( 写真 E )
手袋など 絞れるものは絞り w シューズを脱いで歩いたり ペタンと座ったりして 靴下とGパンの水を吸い取らせる あー暖かい・・ w
紀ノ川まで下り 橋本ICからR24自専区間へ ずぶ濡れの状態だと 高速乗るの辛いが さっきの休み5分ほどで 全然ラクに w
と こ ろ が ・・ 五条を過ぎた頃 北の空が もろ夕立してるふう あー 稲光も タテに走り続ける うう・・
なんとか五条北ICまで もってくれー ひぃーーふなき〜 願い空しく あと1kmくらいで ずぁーーー っと
IC降りて すぐ高架下で避難 あっという間にずぶ濡れ ってか 勾配の関係で 休んでる方に 雨水が どーっと流れてくる 走り去るクルマがしぶきを上げる 風で たたきつけるような雨が高架下までくる
おいおい
雨雲レーダーみたら まっ赤っ赤 (画像 F ←当時はもっと赤かった) しかも これから北東方面(帰る方向)も 赤い雲ばこばこ・・ あと3時間も ウソでしょーーーっ
なにが 「所によって にわか雨か雷雨」だよ 「どこもかしこも めっちゃくちゃ雷雨」だろう・・
ここでは 大阪ナンバーのバイク乗りがやってきた 高野山からの帰りだそう w 雨雲レーダーを見て 橋本に引き返し そこから大阪方面に向かうとのこと いいなぁ
待っても やみそうになく ピークを越えたとみて 下道で東に向かう 吉野 大淀方面へ 北へ向かわなければ 少しはましだろう
強い雨の中 R24自専区間や名阪国道をバイクで走るのはムリ 危険すぎるし なにかあっても停まれない やむを得ん・・
降り続く 中・・ 10kmほど走って 道端の閉まった集果場のひさしを借りる 体中 ムダに力が入り続け だんだん疲れてきた 手足がつりそうになる
救いといえば 手袋が 水に濡れてもいい感触だったこと ぶよぶよしたり にゅるにゅるしてはいけない コメリで買った安いヤツだが優秀だ w
ようすを見ながら東進する 通勤時間帯でクルマが多い
大淀から菟田野へ 慣れた道ではあるが・・ また雨脚が激しくなってきた ただ 龍神スカイラインや五条のときに比べれば まあまあフツーなので w そのまま走る できれば 暗くなる前に帰りたいから
バイクで 雨の夜は もう超危険 なんといっても視界が悪くて 路面の水溜りや障害物が見えにくい上に ヘルメットのシールドに着いた雨滴が 対向車ライトで照らされ 前が見えなくなる 標高が上がると眼鏡が曇ったり
第一 ずぶ濡れで疲労はピークだし
幸い GSXのようにカウリングのあるバイクは 両ひざでタンクを締めると 寒くないし てか エンジン熱で暖かい w 最小限の 低体温防止にはなる w
R369で御杖へ 両脇の民家に明かりがついていないし 信号が消えている (大きな問題はない w )
曽爾からの道は もしかしたら不通のリスクがある ので 慣れたR368から名張へ
予定よりだいぶ遅いが なんとか 真っ暗になる前に地元へ あと少し だけど 体が硬直してきてるので 度々休む ( 写真 G )
なんとか なんとか 無事に帰れました
考えてみれば・・ 高野山 根本中堂で ちゃんとお詣りしなかったのが敗因 あそこで 【強運の弘法大師様】 に 拝んでおけば むしろ青空だった かも
長々とした記事で恐縮です では また |