ニュースでは今連日体罰による自殺が報道されています。 少し前はいじめによる自殺が報道されていました。 私の子供時分にも体罰やいじめはありました、ほとんどの先生が何かしらの体罰をしていました、でもその頃の教師には愛情があったと後で気がつきました、それは就職して働き出した頃です、そしてその先生との交流も始まり先生が他界されるまで故郷の飴や小麦粉特産品を毎年送ってくださいました、自分の子供は殴れても他人の子供は殴れない私は、先生は自分の子供のように愛情を注いでくれたと今は感謝しています。子供時代貧しかった私はよくいじめられてもいました、中学では丸坊主が決まりでしたが、新聞配達やアルバイトで小金を持っていた私は長髪にしていたので先輩からもよく殴られました、私だけでなく目立つ生徒はよく先輩にいじめられたものでした。その頃自殺しようとは思ったことがなかったし、そんな話も記憶にありません。 早く大人になって自分で稼いで見返してやろうと思っていましたから、中学の卒業文章に『さあ、待っていた社会に飛び込もう』と書いたのを憶えています。 あの時代は耐えることに美学があったように思います、映画もテレビも我慢することの大切さを訴えたものが多かったのではないでしょうか? 今は報道も興味本位や煽る物が多く、俗に言う『キレル』物が大方のような気がします。 もう少し日本古来の奥ゆかしさや、二宮金次郎や野口英世のような我慢強さを助長するようなテレビであって欲しいと個人的に思っています。 決していじめや体罰がいいといっているのでは有りませんので誤解のないように。 |