子供の頃、遠いところに行ってみたいとよく思いました。 鹿児島本線の線路を見てこのレールの最終到達点を見たいと思ったことがあります。 右は鹿児島駅、左は熊本佐賀福岡を経てどこへ着くのかその頃創造も尽きませんでした。 道路と違い割りと曲がりが少なく、どこへ行くにも一番近いのが線路道、隣町に行くときよく線路の上を歩きました。 線路に入るとまづ線路に耳を当て近くに汽車が近づいていないことを確認して歩くのです わいわいがやがや話をしながら歩いていると急にポーと汽車が近づいてくることがありました、必死で土手をよじ登るのですが、焦りと草で滑って冷や汗をかきながら登ったのを思い出します。 特急が止まる駅と駅の間に休憩小屋があり、夜中に家を抜け出して仲間とそこへ泊ったりしました、もちろんこの小屋は保線の仕事の方が休憩するためのもので、決して子供の遊び場では無いのです。 この頃からやはり遠くに働きに行く夢を持っていました、テレビに出てくる都会は夢のある町で私を誘惑するには十分でした。 しかしながら私が思っていた町の暮らしとはかけ離れたものでした。 生まれた故郷にはぬくもりがあり情がある、冷たい風が吹きすさぶ中にいるように感じたことが幾度と無くあり、故郷回帰の気持ちになったことがありました。 そして今でも事情が許せば、、、、、、、、。
|