今春の桜シーズンは好天に恵まれ、比較的長く楽しめたのではないでしょうか。伊賀線の列車と桜とのコラボレーションは、例年に増して、被写体としても、また、乗って観ても色鮮やかに彩ってくれた気がします。四季を通じて伊賀の景色に伊賀線は欠かせないと実感します。 それとこの春からの新たな話題がいくつかあります。上野市駅ホームと駅舎内コンコースにデジタルサイネージによる発車案内表示器が登場。伊賀線初の発車メロディ&自動音声案内も加わりました。 また、上野市駅前に忍者が使用した武器と言われる「くない」のモニュメントが置かれ、伊賀流忍者の里の玄関口をアピールしています。 このほか、伊賀市の伊賀線通学利用補助金の補助割合が2分の1に引き上げられたり、地元商店の特典等がついたデジタル1日フリー乗車券が発売されるなど利便性向上と利用促進に向けた新たな取り組みが始まっています。 コロナ渦と人口減少で苦境が続いてますが、積極的な施策で挽回しようとしてますね。今年は伊賀線全通100周年のアニバーサリーでもあります。伊賀線を普段使う人もあまり使わない人も、沿線住民のひとりとしてマイレール意識で大いに応援したいものです。 |