なべ重 つれづれ草

つれづれなるままに、日暮らしコンピュターにむかいて、心に移りゆくよしなし事を、  勝手気ままに、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
 
2011/01/26 1:11:07|西嶋八兵衛
歴史再発見「禹王」 4
仲源寺にお参りすると受付でお参り記念として縁起しおりを
 
                             う き せい こう                    
頂く。中の文書を要約すると「雨奇晴好」の扁額を掲げた桃
 
山時代の唐門をくぐって、正面の本堂に進めば丈六坐像の
 
                               あめやみ じぞう
大仏地蔵尊が安置されていて、始めは「雨止地蔵」といわれ
 
参拝者が俄雨をこの地蔵堂にさけて、雨のやむまで待った
 
と言われている。
 
人生の激しい雨風に遭いこの地蔵尊の下に額づけば、人生
 
「雨奇晴好」降るもよし、晴れるもよし。悲運、逆境にひしが
 
れていては駄目だ研究努力によって、これを克服し、これを
 
生かして「日々是れ好日」と受け取って。順逆共にとらわれ
 
ず、行き詰らない人生を生き抜く地蔵菩薩の尊いお力を頂き
 
そして元気よく門を出て、もう一度表門の額を仰いで仏教の
 
りを受け入れ、今この世に生かされている尊い自分を大
 
にしなさいと言っているのではないかと、しおりを見て私
 
に解釈しました。
 
 
 
 
 
 
 







2011/01/23 1:52:59|西嶋八兵衛
歴史再発見「禹王」 3
文献によると、紀元前600年前黄河の王様、治水の神とし
 
て祀られ、日本でも10河川・18箇所の「禹王碑」などが建立
 
され歴史的にも証明されている。その中に京都、鴨川に禹
 
王廟が存在していたと文献が残されている。
 
たとえば、☆旧五条橋の河原に夏禹王廟あり。
 
      ☆四条橋の東詰め「神明社」に禹王祀れり。
 
      ☆四条南の辺りに禹王の廟あり、洪水を鎮め給ふ
 
        なり。
 
      ☆四条橋の東詰めに仲源寺にあり。
 
                                                     だい う
      ☆京都御所に禹王の故事題材にした襖絵「大禹
 
            かいしゆ ぼうびず
        戒酒防微図」が掲げられている。
 
      ☆「古事記」にも禹王の事が書かれている。
 
確信が無いが昔、文献から想像して鴨川近くの仲源寺あた
 
りに夏禹王廟が存在していたかも知れないと私は思う。
 
私たちが何と無く生活を営んでいるが、先人たちの防災の
 
想いが現在でも延々と引き継がれている。
         







2011/01/22 2:03:00|西嶋八兵衛
歴史再発見「禹王」 2
昨年12月31日のブログに中国黄河の治水に成功して中国
                     う  おう  
最古の「夏=か」皇帝禹王に付いて書きました。
 
京都鴨川のほとりに浄土宗 仲源寺が禹王に関係あるので
 
確認の為、1月20日お寺に訪問しました。
 
祇園四条大橋、南座から東50m四条通りの人通りの多い
 
間口の狭い小さな寺だつたので探すのに大変でした。
 
近くに有名な和菓子「俵屋吉冨」祇園店があり、私が京都の
 
お土産はいつも京都駅で買っていますが、俵屋吉冨祇園店
 
で「雲龍」の和菓子を買うのが初めてで店内は和菓子ばかり
 
で、京都の伝統的な装飾と味に魅せられます。
 







2011/01/15 23:54:01|スリランカの旅
保母さんからの年賀状 3
 別の保母さんからの年賀状。スリランカでは70%の人が
 
仏教(小乗仏教)を信仰していますが、日本と同じで宗教の
 
自由が認められ多数派宗教で寺院が特に多いです。
 
仏教僧侶になると戒律がきびしく結婚できません又 正午か
 
ら公の場で食事も出来ません、しかも年中何処に行くのも法
 
衣を着ていなければなりません。しかし一種の特権階級のよ
 
うなものがあり、バスや乗り物に乗るときは尊い人だと言わ
 
れ席を譲ってくれます。何かの式典では座るイスに白い布を
 
かぶせその席に座ります。又 寺院同志のネットワークが出
 
ています。
 
なんと言ってもキャンデーの仏歯寺が有名です、ヒンズー教
 
の大寺院(タミール人)、キリストの教会、イスラム教のモス
 
クなどが有ります。しかし宗教、言葉、生活習慣など異なつ
 
ても踊りは皆大体似ているそうです。有名な踊りはカンヂヤ
 
ンダンスで、何かの祭り事には必ず行列して踊るそうです。







2011/01/10 0:45:05|スリランカの旅
保母さんからの年賀状 2
別の保母さんからの年賀状、シーギリアロックの絵葉書。
 
スリランカ古代都市シンハラ王朝の宮殿跡。5世紀頃、ほぼ
 
垂直に切り立った巨大な岩山に、時の王様が宮殿を建造し
 
た。岩山の高さ約200m、頂上の広さ4ヘクタールそこには
 
岩の庭園やプールの跡が現在にも残されていて、観光スポ
 
トになっている。絶壁の階段を登れば洞窟の壁にシーギリ
 
レディーの美人像が描かれている。又するどい爪をもつた
 
イオンの足先だけが残された入り口がある。
 
スリランカは大自然に恵まれ、椰子の木を背景に夕焼け、朝
 
焼けの風景が今でも脳裏に焼きついている、又マンゴー、パ
 
パイヤのフルーツが食べ放題、国道筋の店に立ち寄り椰子
 
の実をナタで穴を開けストローで飲む味は忘れられない。