
KDDIが携帯電話ブランド「au」向けに太陽光で充電できる「ソーラーケータイ」を発売する意向であることが明らかになりました。
太陽電池搭載の携帯電話が発売されるのは国内初になるとのことですが、どうやら災害時やアウトドアでも活用できる世界初の本格モデルとなるようです。
詳細は以下の通り。
太陽に10分→通話1分…「ソーラーケータイ」今夏登場 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)読売新聞社の報道によると、今年の夏にKDDIから太陽光で発電できる「ソーラーケータイ」が登場するそうです。
発売される予定の「ソーラーケータイ」はシャープ製で、本体の表側に小型の太陽電池パネルを搭載しており、太陽光を直接10分間当てると約2時間の待ち受けまたは約1分間分の通話ができるようになるとのこと。
また、太陽光で充電できる携帯電話としては世界で初めて防水機能を備えたモデルとなっているため、停電時や野外活動でも活用できるモデルとなる模様。価格は4万〜6万円程度となる見込みとされており、ハイエンド端末とほぼ変わらない価格になるようです。
ちなみにKDDIは2008年に行われたアジア最大級の規模を誇る映像・情報・通信の国際展示会「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン、Combined Exhibition of Advanced Technologies)」において、ソーラーパネルを搭載した携帯電話のコンセプトモデルを展示しており、au design projectのページでも紹介されている「ソーラーケータイ」ですが、どうやら製品化にこぎ着けたようです。
追記
KDDIからソーラーパネル搭載ケータイが2009年夏の商品ラインナップとして、2009年6月に発売を予定しているという発表が行われました。この発表によると約10分間の太陽光発電による充電で、1分間程度の通話、2時間程度の待ち受けができるほか、太陽光発電により本体電池容量の最大80%まで充電できるとしています。
au携帯電話を通じた環境保全への取り組みについて | 2009年 | KDDI株式会社