パソコンメーカー各社がネットブックよりも価格や駆動時間などで優位となる高性能モバイル端末「スマートブック」を発売する予定となっていますが、ついにThinkPadなどでおなじみのLenovoが近日中にスマートブックを発表する可能性があることが明らかになりました。
CPUには高いグラフィック性能を誇るNVIDIA製の「Tegraプロセッサ」が用いられるようです。
詳細は以下から。
Lenovo to enter smartbook market, says paperこの記事によると、9月末にLenovoが同社初となる「スマートブック」の発売に乗り出すという報道が行われたそうです。
スマートフォンなどで130時間のオーディオ再生や30時間のHDビデオ再生、1080p HDMI出力などを実現するほか、高画質で激しく高速な動きを要求されるゲームも動作可能になるというNVIDIA製の「Tegraプロセッサ」がCPU として同社製スマートブックに搭載される予定。
また、OSにはGoogleが7月に発表した、2〜3秒でウェブを利用できるようにするなどの軽量・簡素化やセキュリティの仕組みを完全に再設計するなどの試みが取り入れられる予定のオープンソースOS「Chrome OS」を採用するとされています。
ちなみに「Chrome OS」が実際に登場する時期についてはGoogleが公式に2010年後半であると述べているため、どうやら実際に搭載されるのは以前お伝えしたとおり、「Chrome OS」ではなくGoogleの携帯電話向けOS「Android」をベースにしたものとなるようです。
ネットブックの対抗馬として注目を集めるスマートブックですが、はたしていったいどのようなモデルとなるのでしょうか。価格についても非常に気になります。