前の記事で書きましたが、今度は温度調整の修理です。 マニュアルにしておけば良いのですが折角のオートエアコン。ちゃんと使えるようにしたいものです。 こちらの症状はオートにすると冷風全開になるというもの。 マニュアルだとちゃんと出るので温度センサーかエアコンパネル自体の故障・・? センサーはいろんな場所に色々沢山付いているので(内気、外気、日照センサー他)後回しにし、パネル自体の故障から疑ってみます。 とはいえ、新品で取ると30000円弱・・。おいそれと手が出ないので中古パーツで。 この辺りで若干堂々巡りがあったのですが、トータルで3個ほど購入することになってしまいました。1個500〜1500円位でした。何せ買うもの買うもの症状がバラバラ。 挙げ句の果てに直ってもしばらく使うと症状が復活!さすがに3個目を買った時は諦めかけました。 しばらく我慢して使っていたのですが、ある時ふと気がつきました。 裏のコネクター(風量スイッチ用と吹き出し口と温度調節用の2つ)の温度調節用を取り付けた瞬間は調子が良いのですがインパネに取り付け直すとまた故障。コネクターを触っているとこれまでの色々な症状が再現されました。この辺かも・・・。 コネクターのピンを曲げてみたりしましたがいまいち決定打にならず・・。 あげくに一番調子の良かったパネルまで不調になってしまいました。 泣きそうになりましたが、ここは腹をくくって思い切って基盤に付いているコネクターの半田付けをやり直してみることにしました。 半田ごては小学校の工作以来。最初は上手く半田が乗らず苦労しましたが何とか完了。半田を乗せたい方の端子も適度に暖まってないとくっついて呉れないんですねー。 この経験は別の項のエアコンパネルの引っ越しの際に自作したハーネスにもとても役に立ちました。 さて、接続・・・。調子良さそう・・。インパネに取り付けてみる・・。未だ大丈夫・・。走ってみる・・・。いけそう・・・。んで、現在に至っています。 嘘のように直ってしまいました。苦労しただけあってこの時の喜びはひとしおでした。 残りのパネルも半田付けし直して予備行きに。これでまた一歩憧れの車に近付きました。今思うとこれは当時の車のありがちな持病で工作レベルの低さによる品質のばらつき(というより全部駄目だった)が原因で車内の振動や温度に耐えられなかったということでしょうか? 現在このパネルは引っ越ししてセンターアームレストの中に収まってますが(元の場所には1DINのナビが付いた)年中車内を快適な温度にしてくれています。 操作しにくい場所に行ったのでオートが直って本当に良かったです。
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