漢字が好きなのです。
いつごろからか漢字が好きになっていまして、
いまでも難読漢字などを見かけると辞書を引いたり、
少し珍しい苗字の方がおられるとその由来について思いを馳せたりと、
興味が尽きることはありません。
「好きこそものの上手なれ」だからでしょうか、
僕は漢検2級を取得しています。
忙しくてなかなか機会がありませんが
ゆくゆくはその上の準1級、1級にも挑戦しようと思っています。
そういう人間からすればこのニュースは軽い衝撃でした。
小2の3割「一つ」書けず」パソコン/メールの普及の弊害でしょうか?
確かに簡単に変換してくれますし、
なんとなくどういう字かさえ分かっていればそれで大丈夫ですもんね。
僕も分からない字があったときはよく携帯電話に頼ります(苦笑)。
でもねえ、「一つ」が書けないっていうのはどういうことなんでしょう。
あと「支持」の「支」の正答率7%って・・・
「『しじ』の『し』は『七支刀』の『支』だよ」
って小学生に言っても分かりませんか^^;
当店の帯〆は少し読み方の難しいものや
今となっては使われることも少ない単語の名前が付けられているものが多いです。
これは語感が綺麗であったり、楽しかったりといった要素や
その単語が持つ意味が美しかったり、エピソードが興味深かったり
といった理由からです。
もちろん僕の趣味も若干は入っています(笑)。
日本語は本当に美しい言語だと思います。
僕は教育に携わる人間ではないので現状は全く分かりませんし、
門外漢が偉そうなことを言うようですが
この現状では国語教育が徹底されているようには思えないのです。
外国語教育も勿論大切と思いますけれども、
自国の言語教育にももう少し力を入れた方が良いように思います。
よく「ろくに日本語も出来ないのに英語を勉強するのはどうかと思う」
なんて言いますが、僕もその意見には賛成です。
あと読書!
本を読みましょう!!
年間で数えるほどしか本を読まない(両手両足できっと足りる…)
自分を棚に上げて言いますが、やっぱり読書は大切です。
最近出来た友人に書痴が多く、話題についていくのにけっこう必至です^^;
最後にみなさん、「七支刀」は読めましたか?
「しちしとう」とも読みますが、
もう一つは「な○○さ○○○ち」なのです。
というわけで上の「○」を埋めるのが宿題です。
読者の皆さんは今度お会いしたとき、
挨拶もそこそこに宿題の答えを言ってみてください(笑)。