藤岡組紐店のブログ

四代目藤岡潤全の、店番と出張と帯〆製作と、 え〜と、あとなんだっけの毎日です。
 
2007/05/13 23:35:23|潤全話
母の日に考える
どうも、母の日に母を働かせている親不孝息子の潤全です。

今日は母の日ですが母上にみなさん何かされましたでしょうか?
僕は「今日は」何もしていません。
ただいま母が出展している催事は「おんな職人展」なのです。
まさか
「お母さん、母の日くらいは家でゆっくりしてね」
と、僕が女装して売場に立つ訳にも行きませんので^^;
言い訳じみていますが、こればかりは仕方ありません(よね?)。
今朝町内のおばあさんが来られて母が出張中というと
「早くええ娘をもらってお母さんに楽させたり!」
と何度も言われました(苦笑)。
「ええ娘いるんやろ?」
って言われても(笑)。

母の日ってアメリカ発祥のものなんですね。
しかも世界各国にあってアメリカや日本は5月の第2日曜ですが
他の国は4月だったり、8月だったりとまちまちのようです。
これをお母さまに教えたら
「今日は○○(国名)の母の日だから」
と色々と理由をつけてプレゼントを要求されたり、
家事の交代を強要されたりするかもしれませんので
教えないようにしましょう(笑)。


僕にとって母はいまや師匠となりました。
教えを請う側としては母のような人間に師事することは
本当に素晴らしいことです。
弟子は師匠に近づき、そして超えることを目標にするものだと思いますが
いや〜、高いハードルです。
組む技術、柄を考える発想力、色を考える感性など(あと話芸も)
全てにおいて師を超えたと思える日は来るのでしょうか。
きっと来ないような気がします。
僕の性格から考えると、どれだけ技術が磨かれようと
どれだけ他人に誉められようと満足はしないような気がします。
でも、それでいいんだと思います。
満足したら職人としての進歩はそこで終わってしまうでしょう。
とりあえずは千里の道も一歩から、
母に近づくことを目標にちょっとずつ頑張っています。
きっとそれが一番の母親孝行でしょうから。

え?そんなもんは免罪符にならない??
母が帰宅してから孝行します^^;







2007/05/13 1:47:28|潤全話
ブログ再考
mixiでも日記を書いています(友人のみ公開)。
ブログを毎日更新を目標にしてからは更新は以前ほど頻繁ではなくなりましたが
ちょくちょく更新しています。
mixiにはこちらに載せない帯〆や帯、
その他の商品の写真を載せています。
マイミクは直接お会いしたことのある方限定とさせていただいております。
興味のある方で僕と面識のある方はマイミク申請してみてください。


以前友人から
「お前の日記は長すぎる」と言われたことがあります。
確かに自分で推敲のために読み直してもちょっと長い・・・と思います。
言いたいことを決めてタイピングをしていくのですが
どんどんと、あれもこれもと言いたいことが増えて
最終的にはあの長さになっているのです。
言いたいことがたくさんあるのでどうしても長くなってしまうのです。
連休が明けてから1日のアクセス数が極端に下がった理由もこのあたりにあったり・・・
するようなしないような。

でも一部の方からは
「文章が上手で面白い」
なんてお言葉を頂いたりも。
わざと回りくどい表現を使ったり、
非常にマニアックな比喩表現や、
ときには剽窃もあったり(オマージュ?)と
分かりにくさをこそ愛してもらえたら、なんてことも思っているので
こういっていただけるのは本当に嬉しいですね。
最大公約数に受け入れられつつも、
個々人のツボを刺激していけたらなぁとも思って
これからもキーを打っていこうと思っております。

最近話題になってるのでしょうか。
元WBA世界ミドル級チャンピオン、竹原慎二のブログを
ご覧になられた方はいらっしゃるでしょうか。

竹原慎二はブタっ鼻

これがまた、僕のブログと対極に位置するような内容。
言いたいことだけを書き、それ以外は全部削ぎ落とした内容。
まさに試合に臨むボクサー状態!
ただし更新回数が一日数回と多いです。
でもおもろいです。
参考には・・・ならんかな?
僕の性格にはちょっと合いませんね!

兎も角、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m







2007/05/12 2:07:35|潤全話
歌姫・ツジコノリコ
海外で有名な日本人というとまずはスポーツ選手でしょうか。
メジャーリーグや欧州のサッカーチームの映像を
スポーツニュースで見ない日はありません。
最近は映画でも海外に進出する人が多いですし、
村上春樹に至っては言語の壁を乗り越えて海外にもファンが多いようです。
音楽になるとアジア圏なら所謂アイドル歌手ですし、
欧米なら少年ナイフやコーネリアスあたりが有名ですね。
(日本じゃお茶の間レベルで浸透してない人のほうが人気が高いようです)

今回紹介するのはツジコノリコです。
ツジコノリコはたぶん本名で漢字で書くと辻子紀子です。
1976年生まれの大阪出身の女性です。
僕は「ツジコノリコを知ってる」という人に
お目にかかったことがありません。
それもそのはず、彼女は日本でレコード会社と契約していません。
主にオーストリアのレーベルから作品を発表しているので
日本盤すら出てない作品もあります。
じゃあ歌のない曲(インストゥルメンタル)ばかりか
英語詞の曲ばかりなのかと思ってしまいますが
意外にもほとんどが日本語詞なのです。
いったい外国の方はどういう風に聴いているのでしょう?
日本のテレビで流れるようなポピュラー音楽とはまったく違いますが
基本的にはゆったりした曲調でメロディアスなもので
聴きやすい曲も多いです。
声は矢野顕子(またはクラムボンの原田郁子)に似てると思います。

特筆すべきはその歌詞です。
「赤い資生堂が風になびいてキレイ」
「夏の海へ491」
「まるで厚揚げみたいなお尻をしたあなたは顔だけぺんぎんみたい」
「そろそろ新しい恐竜になりたい」
などなど何の脈絡もなく、唐突によくわからない内容が出てきます。
歌詞にある種の物語を求める方には不向きではありますが
そのわけのわからん感じをこそ愛でられる方にはなかなか面白いのではないでしょうか。
意味/無意味という枠組みを超越したところで音が鳴らされ、
歌詞が歌われるというのは所謂Jポップに慣れ親しんだ耳には
確かに雑音として届くかもしれません。
現にお母様からは
「あんたの歌は暗い。 (宇多田)ヒカルちゃんとか
 (浜崎)あゆみちゃんみたいな明るい歌を歌い」
と言われているそうです(笑)。
でも松田聖子や松任谷由美が好きと公言するくらいなので
基本的にはそんなに聴きにくいということはないです、たぶん。

フランス在住のノリコ嬢は只今帰省中。
久々のジャパン・ツアーの真っ最中なのです。
明日大阪梅田の茶屋町Nuのタワーレコードで
インストアイベントがあります。
僕は多忙で行けません・・・(泣)
先日の京都公演も行けませんでした・・・(落涙)
来月の大阪公演も行けません・・・(嗚咽)
こういうときはほんま、地方在住&仕事を恨みます!
興味をもたれた方は行ってみてください。
一昨年心斎橋のアップルストアのイベントで拝見しましたが
凄く素敵な方でした。
トークもかなり不思議な感じで
一緒に行った友人(♀)は惚れてました(?)。
たまには自分の趣味とは違う音楽を聴いてみると
世界が広がるかもしれませんよ?!

ツジコノリコ・オフィシャル・ホームページ
タワーレコード梅田茶屋町Nu店







2007/05/11 2:31:01|潤全話
PC不調!!
今日は早く更新して早く寝ようと思ってたのにまたこの時間になりました。
というのもネットに繋がらなかったのです。
再起動やらなんやらかんやらやってもダメだったので
今日はちょっとお休みしてそろそろ、と思ってた矢先の接続。
というわけでもうちょっと頑張ります。

僕が初めて自分用のパソコンを買ったのが98年です。
そう98年といえばあのiMacの年です。
ミーハーな僕はパソコンの事なんてな〜んにも知らないのにiMac買いました。
いまとなってはオブジェと化した初代iMacですが
2007年現在においてもそのフォルムと特に色合いが素晴らしい!
アップルのPCは今は白と黒になっていますが
ぜひともポップな色彩のものを復活して欲しいものです。
あ、今はWindowsユーザーです^^;

パソコン買って10年が経とうとしているのに
未だに分からない事だらけです。
インターネット、メール、ワード、エクセル、
iTunesやその他ソフトをいくつか。
みなさん、どれくらいパソコンを使いこなしているのでしょうか??

パソコンを買ってすぐのときやソフトをインストールしたときにはしょっちゅう
「○○を××しますがよろしいですか?」
といった主旨のメッセージが出て
「はい」か「いいえ」の選択を迫ってきます。
適当に「はい」にしてたらなんだかよくわからない設定になっていることもたま〜にあります。
何度も何度もパソコンに聞かれていると
人間とパソコンの主従関係が分からなくなってきます。
自分がパソコンを使っているのか、
それともパソコンが自分を使っているのか・・・

ところで、ずっと前から気になっていることをひとつ。
「ターミネーター」という映画があります。
機械と人類が戦争をしているという恐ろしい近未来を描いた映画で、
続編も作られる人気作なのでご覧になられた方も多いと思います。
僕の抱いている疑問は

「なんで機械と人間が戦争してるの?」

ということです。
ご存知の方はいらっしゃいますか?
いったい何のために機械が人間に取って代わる必要があるのでしょう?
人間に搾取されるだけの機械たちが

「おらぁ、こんな労働いやだァ!!」

とばかりに暴動を起こしたのでしょうか?
つまりこの映画は「一揆」を題材にした映画といえるかもしれません(否、いえません!)。

現実には機械が自我を持つなんて事は有り得ない気がしますが
機械ともうまく付き合っていきたいものです。







2007/05/09 22:26:14|ギャラリー
夏物のご紹介〜その2〜

今回紹介するのは半幅帯です。

2日続けてえらく暑い日が続きました。
早くも夏の到来を感じさせる暑さでした。
伊賀は盆地ですので冬は寒く、夏は暑いのです!!
夏といえば浴衣!!
ここ数年で浴衣ファッションは
若い世代に根付いたといえるでしょう。

この半幅帯はゆかたにぴったりです。
素材は木綿ですのでポリエステルのように
締め心地が悪いということもありません。
また長さは約3m90cm。
標準的な長さは3m60cm程度だそうですが長めなので
アレンジもしやすいです。
それに、なんといっても柄がかわいい!!
風船柄です。
こんな柄、見たことありません!
鳥が風船をくわえています!
象も風船につかまってお空の散歩中!!
見てるだけで楽しくなりますね!

ほとんどの女の子にとって浴衣を着ること自体が
非日常でしょう。
理屈っぽい僕が言うのもなんですが
非日常は楽しんだモン勝ちです。
ブルース・リーも言ってます。
「考えるな、楽しむんだ!」と。
(↑嘘です)
兎も角、浴衣ライフがさらに充実することは間違いありません。
ご令嬢の浴衣に合わせるのにもどうぞ。

ちなみに今夏の半幅帯ははっきりいってキラーアイテム揃いです。
他の柄も今回の二負けず劣らず面白い柄なのです!
これからちょこちょこ載せていきますが売り切れの場合はゴメンナサイです^^;