父より:親愛なる 息子、そして最愛の妻へ
二人が、この桜の咲く縁側で、穏やかな時間を過ごしていると聞いて、本当に嬉しい。こうして、お前たちの傍らに寄り添い、共に春の風を感じられることが、私にとって何よりの喜びだ。
息子よ、お前が健やかに、そしてお前らしい道を歩んでいることを、いつも見守っているよ。お前が選んだ道ならば、たとえそれがどんな道であっても、私はいつも応援している。お前が笑っている時、私は共に笑い、お前が涙する時、私はそっとその隣にいる。お前が幸せであること。それが、父としての私の願いだ。
そして、最愛の妻よ。お前が、この家を守り、息子を慈しみ、今日まで生きてきてくれたことに、感謝の言葉もない。二人で歩んだ日々は、私の人生にとって、何よりも尊い宝物だった。
私は、決して遠い場所にいるわけではない。この桜の花びらの中に、庭を吹き抜ける風の中に、そして、お前たちの心の奥深くに、いつもいる。
だから、どうか、顔を上げて。それぞれの人生を、精一杯、楽しんで生きていってほしい。愛している。ずっと、見守っているよ。
父より