今日は、久しぶりに柘植駅に撮影に出掛けてきました。一昨年までの正月なら、伊勢神宮への初詣客を乗せた団体専用列車が各方面から週末ごとに運転され、柘植、関、加太へと忙しく撮り鉄(鉄道写真撮影)に走ったものでしたが、どういう訳か昨年から全くなくなり、今年も昨年同様になく寂しい状況です。今年の初撮りも果たせぬまま今日になってしまいました。 そんな中、とある情報元から、検査で工場に入場していた関西本線のキハ120ディーゼルカーが亀山の基地に戻るため、DD51ディーゼル機関車に牽引されて走るという珍しい配給列車があることを知り、鉄仲間のtetsuさんにもお声かけし、久しぶりに柘植駅でDD51の勇姿を拝むことができました。 ただ、運転情報が本当に正しいものかどうか、また正確な時刻が分からなかったため、やって来るまでは不安を拭うことはできませんでしたが、草津線方面からDDのヘッドライトが見えたときは正直、安堵しました。 関西本線で運行されるキハ120は、定期的な検査を兵庫県の網干にある車両工場で実施するため、基地である亀山との往復には、自力走行はせず、草津、関西本線内をDD51ディーゼル機関車に、東海道、山陽本線内はEF65電機機関車に牽引されて運ばれます。年に何度かはこの配給列車が運転されることを知ってはいましたが、運転日やダイヤは全く分からないため撮影の機会に恵まれませんでした。 柘植での撮影後は、駅前の喫茶「中村屋」さんで美味しいコーヒーをいただくのが楽しみで、今日もマスターらと鉄談義を楽しみました。その中で、来月20日に草津線開業120周年記念列車の運転があるというお話も伺い、来月の楽しみを得ることが出来ました。 撮影の機会も減ってしまうほど、最近はさみしい柘植界隈ですが、今年は草津線のアニバーサリーということで、様々な取り組みがなされることを是非期待したいと思います。 |