昨晩、孫のちっちと風呂に入っていたら携帯が鳴り、同僚が出張の帰りに渡したいものがあるからよりますとの電話でした。 渡されたのは大きな発砲スチロールの箱でした、開けてみると中には、ズワイガニが2匹、帆立貝が4枚、大たこのあし1本、甘エビ、ベー貝と北陸の幸が満載です、あと生のわさびが1本付いていました。 『お正月みたいですねー』と喜ぶ息子の嫁、『ホタテホタテ』と催促する女房殿、焼き上がりにバターを探すのですが切らしていました、い汁と砂糖みりん酒でたれを作り焼きあがりに掛けて肉厚のホタテに大満足の女房殿、調子に乗って妊娠中にも拘らずかにの甲羅酒に挑戦する息子の嫁、蛸はゆでて、付いていた生のわさびを摩り下ろしていただきました、なんともいえないわさびの風味と一緒に頂きました、ベー貝は茹で上げて身を取り出し小鍋で先ほどのたれを薄めて味付けし貝殻に戻していただきました、『濃厚な味やなー美味しいなー』息子も美味しいの連発の連発、我が家の本日晩御飯のメーンは牛筋のどて焼きのはずが、まるで北陸の民宿料理へと変身です。 いずこも苦しい経済状況の中少ない小使からお金を出し合って買ってきてくれたのかと思うと、何か胸が熱くなりました。 同僚の皆さん御気使いありがとうございました、おかげで我が家は笑顔満載の夕餉を取ることができました。 |