ふとしたきっかけで鉄道趣味の面白さに再び目覚めた。楽しみ方は色々鉄道趣味は奥が深い。私の趣味活動をほんの少し披露し、併せて伊賀地域の鉄道の将来について考えます。
 
2020/09/13 23:15:35|撮影日記
今に生きる国鉄型電車
 103系電車。この車両に特段の思い入れはないのですが、旧国鉄型の生き残りとして今も活躍を続ける車両であるということで、敬意を表して乗車してきました。と言っても意図したわけではなく、たまたま乗り鉄を楽しんでいた時に、奈良線内で普通列車に充当されていたのを見かけ、後続の快速で追いかけて乗ることができたというものです。
 その昔、“国電”と呼ばれ、高度成長期の首都圏の山手線などで活躍し、関西地区でも長らく大阪環状線などで活躍しました。線区ごとのカラーは違えど、通勤通学でこの車両のお世話になった人は多いと思います。
 今は、JR西日本管内でわずかに残るのみとなっており、奈良線では、最近まで普通列車として数多く運用されましたが、ついに4両編成が2本のみとなったそうです。
 現代の電車にはないシンプルで質実剛健ともいえるデザイン、独特のモーター音や重厚な走りも懐かしく感じることができます。
遠からず、姿を消す運命にあると予想されていますので、国電を体感したい方はお早めにどうぞ。








2020/08/26 23:39:00|遠征記
旧名鉄美濃駅訪問

 時節柄、外出自粛を余儀なくされていましたが、所用が出来、岐阜県美濃市を訪れる機会を得ました。短時間でしたが、かねてから訪問してみたかった旧名鉄美濃町線美濃駅に立ち寄りました。
 名鉄美濃町線は、岐阜市内と美濃市を結ぶ名鉄600V電化区間と呼ばれる、路面電車と郊外電車が合わさった特徴的な路線でしたが、残念ながら1999年の新関〜美濃間に続き2005年に岐阜市内線などと共に全線が廃線になりました。

 当時、規制緩和の流れの中で、鉄道事業法が改正され、地元同意がなくても鉄道を廃線できるようになったことから、大手鉄道事業者でさえ、利用が少なく採算性の低い路線を廃線にすることが相次ぎました。名鉄でもこの時、美濃町線をはじめ多くのローカル線を廃線にしてしまいました。
 美濃市は、うだつの上がる古い町並みが残る魅力ある町ですが、鉄道でのアクセスは長良川鉄道のみで、県庁所在地の岐阜市へは直通できません。今は、鉄道事業が苦しくても、国や地方自治体の支援制度により、維持存続される例が増えていますが、美濃町線もそのように存続されていれば、観光誘客やまちづくりに活かす取り組みもできたのではないかと思います。

 さて、旧美濃駅は、保存会が駅舎とホーム、それに貴重な車両を静態保存し美濃町線の遺構を今に伝えています。特に町のシンボルであったであろう立派な駅舎と前身の美濃電気鉄道から活躍したモ510型512号は鉄道文化遺産といえます。これらは、保存会の手によりメンテナンスされ非常に良好な状態で維持されています。改札を抜けホームに立てば、美濃町線があった当時を偲ぶことができます。なお、特定の日には、駅舎内で貴重な鉄道グッズや懐かしい昭和のレコード販売も行われており、お宝を探すのも楽しそうです。 







2020/06/21 15:56:58|関西本線のこと
ドクター東海現る
 所用で亀山市に行ったところ、亀山駅近くの踏切から見慣れない車両が停車しているのを発見。駅まで行って見ると事業用検測車のキヤ95(通称:ドクター東海)でした。事業用検測車とは、言わば鉄道施設のお医者様で、軌道、電路、信号設備に異常がないか、走行しながらチェックするための車両です。以前にJR西日本のキヤ141のことを投稿しましたが、こちらはJR東海の車両で、同社エリアの関西本線(名古屋〜亀山)などの在来線を担当します。
 キヤの名の通り、ディーゼル気動車ですので、電化区間も非電化区間も検測することができます。軌道などの鉄道施設は安全確保のためチェックが欠かせませんが、線路延長が長いと手間暇もかかります。こういう車両を使って効率よくチェックしていることで列車の安全運行が保たれているのですね。
 新幹線ではドクターイエローが有名で、運よく出会うと幸せになれるなんて言われていますが、ドクター東海に出会っても果たして幸運が訪れるでしょうか。







2020/05/31 22:02:00|関西本線のこと
関西本線へのIC導入でよりスマートに
 すでに公式発表がありましたので、ご存知の方もおられるかと思いますが、JR西日本は来年2021年春に、ICOCA(イコカ)エリアを関西本線加茂〜亀山間にも拡大することとし、非電化区間でも同社のICOCAカードなど全国の主要な交通系ICカードが利用できるようになります。
 JR西日本のICOCAエリアは京阪神地区を中心に順次拡大され、関西本線ではJR難波から加茂までの電化区間はもちろん、一昨年には草津線に導入されたことから柘植駅でも利用可能となっていましたが、関西本線では非電化区間のみがエリア外となっていますので、カード利用可能エリア内の駅からエリア外とは知らずにカードを利用して乗車したお客さんが、降車の際、駅や車内で精算が必要になり不便をこうむるということが度々あり、導入が望まれていました。
 関西本線では、ワンマン運転と無人駅も多いため、車両内に設置した機器を使って乗車する方法がとられます。ちなみにJR東海管内である亀山〜名古屋間は既に同社のICカード(TOICA)利用可能エリアとなっていますが、会社間を跨ぐ利用ができないのが課題です。しかし、定期利用については来春からエリアを跨ぐことができる様になるとのことで徐々に改善されていくことを期待したいところです。
 先日、非電化区間を乗車する機会がありましたが、すでに車内には機器と思われるものが設置されているようで、準備が進んでいるものと思われます。
 コロナ禍の中、外出自粛による利用者の減少が気になりますが、より便利に関西本線を利用できることは大変歓迎すべきことだと思います。また、人との非接触型の精算方法導入は現下の状況にも合った施策と言えるでしょう。
※画像は、現在、伊賀市内で唯一、ICOCA対応駅である柘植駅停車中の関西本線列車。2両とも内外装のリニューアル工事が済んだ車両です。来春のICOCA導入で、よりスマートに快適に利用できそうです。







2020/05/16 10:57:18|撮影日記
近鉄特急新旧競演
 当ブログでは、あまり近鉄ネタがないのですが、先日の鮮魚列車の引退に続き、今春のダイヤ改正の目玉となった近鉄特急の話題をひとつ。
 まずは、名阪間の新たな顔としてデビューした80000系「ひのとり」です。近鉄名阪特急の代表格といえば「アーバンライナー」が有名ですが、現行型は、すでに四半世紀を超えたものもあり、次世代特急車両の登場が待たれていました。新しい車両は、深い艶のあるメタリックレッドと呼ばれる深紅の塗色を纏ったスピード感あふれるデザインとなってます。車内は「くつろぎのアップグレード」のコンセプトどおり、全車バックシェルという、後席に気兼ねなくリクライニングできるシートを備え、横揺れを低減するフルアクティブサスペンションを装備して乗り心地の改善を図っているということです。「ひのとり」は順次増備を続け、今年度中に「アーバンライナー」を置き換える予定とのことです。
 私は、運行開始に先駆けて実施される試乗会への申し込みをしましたが、残念ながら外れてしまい、現下の社会情勢から未だ乗車の機会に恵まれませんが、早速、沿線にその雄姿を見に出掛け、今までにない近鉄特急新時代の幕開けを感じた次第です。
 ふたつめは、「ひのとり」の登場とひきかえに、今年度末までに引退する新スナックカーこと12200系車両です。近鉄特急車両では最大勢力を誇り、近鉄特急の代名詞のような存在でしたが、いよいよその終焉が近づいているとのことで、近いうちに親しみのあるツートンカラーの塗色とともに過去のものとなるでしょう。
私もこれまでにこの車両のお世話になったことは幾知れず、また、「ひのとり」との新旧競演が見られるのもあと僅かです。今後、惜別の思いでしっかりと記録をしていきたいと思っています。 







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