なべ重 つれづれ草

つれづれなるままに、日暮らしコンピュターにむかいて、心に移りゆくよしなし事を、  勝手気ままに、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
 
2013/07/31 1:01:53|芭蕉の句
芭蕉 8月の句
人は晩年に近づくと、つい色々な事を考えてしまいま

す。私も70才を過ぎると自分の人生、今まで何だか

とふと脳裏を駆け巡ります。               

芭蕉は色々と旅をしてきましたが、田んぼのしろかき

と表現しました。旅を小さな田んぼの中を往復してい

るだけと表現し、ここにも飾らない言葉、匠を感じさ

せない匠 たった17文字の中に芭蕉の人生の生き

方を凝縮されていると思います。                               
 

 ☆代かく・・・田植え前に田へ水を入れ、土を砕き
  しろ   
        かきならして、田を軟らかく平ににして
         
        田植えの準備をすること。多く牛馬を  
          
                     使い田の中を往復する。







2013/07/24 10:12:36|芭蕉の句
芭蕉翁記念館 館報 第62号にのる 2

インタビュー続き

Q  芭蕉の存在や芭蕉の句の魅力は。 
         

芭蕉は大変尊敬する人です。自然を愛し、時には遊

び心も句に詠まれています。芭蕉を慕い、仙台、松

島、南御堂、那谷寺、浮御堂等へも出かけました。

義仲寺へは3度も参詣しました。                 

私は芭蕉の句はスルメのようだと思っています、噛

めば噛むほど大変味わいがある。 
               

「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」の句のように、猿が

小蓑を欲しいと言っているわけでもないが、猿が小

蓑を欲しそうにしていると詠み、読者の意表をついた

ところに、当時評判の句となった理由がある。やはり

スルメのように味わい深いですね。 


  ☆インタビューの文書を読み、私し自信なにも句を詠まない
  
     ですが、芭蕉の句が好きで簡素で自然に出て来る言葉、 
 
     余韻、多くの言葉を語らず詠む人に多く想像を持たせ

     匠を感じさせない匠、人生を旅と見立てる達人と思いま
 
   す。



                   








2013/07/22 11:28:00|芭蕉の句
芭蕉翁記念館 館報 第62号にのる
記念館からインタビューされた事が記事になりました

原文のまま記載しますが長い文書ですので2部に

わけて書きます。
   
この人に聞く 「芭蕉の句はスルメ」                   

Q 芭蕉の句を紹介していただくきっかけは             


芭蕉が伊賀で詠んだ句が市民に知られているよう

で、案外知られていない。いつも同じ句ではなく、       

1年を通じて季節感を感じていただくために、毎月  

違った句を取り上げて、紹介したいと思いました。  

3年半前からはじめて、今月まで約50句を取り上  

げました。 「古池や蛙飛び込む水の音」「五月雨     

をあつめて早し最上川」「古里や臍の緒に泣く年の

暮れ」など、旅の句や伊賀で詠まれた句を紹介して

います。


Q  海外の方へも芭蕉や芭句を広くPRしていただい

ているようですが。


スリランカへ定期的に行っていますが、現地の僧侶

ダンマ氏にドナルド・キーン先生の「奥の細道」をプ

レゼントしたところ大変喜んでくれ、以来、ダンマ氏

は芭蕉の句を皆さんに広めてくれています。ダンマ

氏が来日されたとき、芭蕉翁生家や大垣市の「奥の

細道」結びの地記念館へもご案内しました。記念館

では最新設備の3D映像や英語の解説を聞きなが

ら楽しんでくれました。







2013/07/22 11:26:51|西嶋八兵衛
第3回禹王サミツト 3
今回の禹王サミットの旅行でおもしろい電車を発見

岡山から特急マリンライナーで高松駅に着くと隣の

ホームの電車車両に、アンパンマンのマンガが大き

く書かれてた車両を発見。伊賀市では伊賀鉄道の

忍者のイラストが描かれ、時代と共にただ人の移動

手段だけでは無く、乗車して楽しむ時代と変化してき

た物だとつくづく思いました。

インターネットで調べると2000年10月から四国の

予讃線に登場と書かれていました、現在は改良重

ね特急車両などに色々なアンパンマンが走ってい

るそうです。

☆JR高松駅建物








2013/07/22 9:30:30|西嶋八兵衛
第3回禹王サミツト

第3回禹王サミツトは全国から禹王に関係する人達

が集まり、私は西嶋八兵衛菩提寺の関係で来賓とし

て招待をうけました。

日本では台風などで河川氾濫が多く禹王(紀元前

2000年、黄河の氾濫を修める)に関係する碑が日

本に約60カ所ほど存在します

まず初めは香川県知事の挨拶から始まり、講演「東

アジアと日本の禹王遺跡」「西嶋八兵衛と大禹謨」な

ど休憩後 高松短期大学 佃学長の進行でパネルデ

ィスカッションなどで時間は見てる間にすぎてしまい

ました。

夜は懇親会に出席、色々な人と話し合い讃岐うどん

は美味しかったです。