ダウンロードしたコピーゲームソフトを携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズでプレイすることなどもできる「マジコン」と呼ばれる機器に対して、任天堂が対策を導入したことが明らかになりました。
すでに一部のソフトウェアメーカーがゲームソフトに対してマジコン対策を施していますが、任天堂も対策に本腰を入れたようです。
詳細は以下から。
NET ゲーム 裏技 徹底解説 DSi FW 1.4J 人柱 マジコン対策(魚拓)この記事によると、任天堂は新たに公開したバージョン1.4のファームウェアにおいて、ニンテンドーDSiカメラで
撮影した写真をSNS「Facebook」に投稿できる機能などを追加しましたが、同時に「マジコン」と呼ばれる機器への対策を導入したそうです。
そしてファームウェア更新を行ったニンテンドーDSiでマジコンを起動しようとすると「エラーが発生しました。本体の電源ボタンを長押しして電源をOFFにし、本体の取扱説明書の指示に従ってください。」という表示が行われるようになり、起動しなくなるとのこと。
なお、この対策により2009年7月31日11:45現在、すべてのマジコンがニンテンドーDSiで起動しなくなるとされています。
東京地裁が「マジコン」と呼ばれる機器を輸入、販売している複数の業者に対して、今年2月に不正競争防止法に基づいて販売差し止めを認める判決を下したものの、電気店街などにおいてマジコンのゲリラ販売が絶えないほか、自動販売機まで登場していますが、対策によってマジコンを根絶できるようになるのでしょうか。ゲームソフトの販売が低迷することがメーカーにとって致命的なダメージとなりかねないことを考えると、今後の展開が気になるところです。