水にも衝撃にも強い腕時計「G-SHOCK」の技術を生かした「G`zOneケータイ」や、コンパクトデジカメに引けを取らない性能の「EXILIMケータイ」といった魅力的なモデルを発売し続けるカシオ(CASIO)ですが、今年の冬商戦から提供を開始するソフトバンクモバイル向け端末の開発・生産をNECに委託することが明らかになりました。
つまりソフトバンクモバイルに供給されるカシオ端末は、au向けの端末とは若干異なるモデルとなるということなのでしょうか。また、開発・生産を委託するというケースはすでに一部の携帯電話端末メーカーで実施されているそうです。
詳細は以下の通り。
カシオ日立、NECに携帯開発を委託 ソフトバンク向け モバイル-最新ニュース:IT-PLUS日本経済新聞社の報道によると、カシオと日立が共同出資して設立した、携帯電話端末の開発や製造を手がける「カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」が、ソフトバンクモバイルの冬商戦向けモデルとして初参入した「830CA」から、端末の開発と生産をNECに委託するそうです。
カシオ日立モバイルコミュニケーションズはこれまで通信規格「CDMA2000 1x」を採用しているau向けにのみ端末の供給を行ってきており、ソフトバンクモバイルやNTTドコモが採用している通信規格「W-CDMA」を採用した端末を開発することが初めてであるためで、実績のあるNECに開発や生産を委託するとのこと。
また、これによりカシオ日立モバイルコミュニケーションズは開発コストを抑えながら販路の拡大を狙うことができるほか、NECは開発・生産を受託することで生産ラインの稼働率を高めることができるとしています。
なお、携帯電話端末の市場が縮小する中、今後も生き残りに向けた提携が広がる可能性もあるとされていますが、すでにNTTドコモのFOMA端末などでパナソニックとNECが携帯電話を共同で開発しているほか、カシオ日立モバイルコミュニケーションズがパナソニックのau向け端末のソフトウェア開発などを手がけており、2007年に発売されたau端末「W56T」と「W54S」が酷似していることからソニー・エリクソンが東芝からOEM供給を受けたと目されるなど、携帯電話メーカー同士が提携する流れは着々と進んでいるようです。