三重県伊賀市の念佛寺から発信いたします。 檀信徒の皆さんや多くの方々にお読み戴ければ幸いです。
 
2025/11/23 17:12:00|行事
五重講(お十夜)

晩秋から初冬に移りつつある11月23日(日)
五重講でお十夜をお勤めしました。



お十夜では黄・紅・白の鏡餅を真ん中にして
林檎・柿・蜜柑・小餅が三方に乗せて供えられ、
大前机の前には十本の蝋燭が灯されます。
毎年々々変わらぬ光景なのですが、
毎度々々いいものだなと感じさせられる眺めです。



お十夜には今夏に初盆を迎えらえた御家の方々もご招待。
お盆を勤め終えて、お彼岸を過ごし、お十夜へと。
暑さの盛りから寒さの訪れまでの季節の変化は
それぞれの心境にも影響するのではないでしょうか?
段々と寂しさが増していく方々には
阿弥陀さんに向かって再会を願うことをお勧めします。
大勢の同行に交じってお念仏する間には
明るい灯が点るような心地がするのでは?



吉水講からは『十夜和讃』の奉納



そして午後からは
これ又お十夜の毎回のパターンですが音楽のひと時を。

今年は浄土宗奈良教区の和尚さんである
川野真広上人と奥様にお越しいただき
中国の楽器「二胡(にこ)」や「革胡(かくこ)」の
演奏を拝聴させて頂きました。

毎年お十夜には様々な音楽家の方々をお招きし
これまで和洋の弦楽器や管楽器などを始めとする
数多の音曲を聴かせていただいてきましたが
中国の楽器が奏でる調べは初めてでした。

阿弥陀さまの御前というのは平等だからか
どんな国の楽器や曲が披露されても
不思議と何でも馴染んでしまうものなのですが
その中でもこの度は抜群の相性でした。
しかしそれも、インドで生まれて中国を通り
日本へ渡ってきた仏教の空気感と、
中央アジアや中国大陸のムード満載の
二胡の音色が合わないわけもなく
当前と言えば当然のことだったかもしれません。



まさに「悠久」を音にしたような
二胡の調べに包まれて
間もなく暮れていく今年を
振り返りつつ偲ぶような午後でした。

 





     コメントする
タイトル*
コメント*
名前*
MailAddress:
URL:
削除キー:
コメントを削除する時に必要になります
※「*」は必須入力です。