1973(昭和48)年10月10日(水) 体育の日
当日の上野測候所、9時の気象データは、気圧1025.2hPa。気温11.7度。湿度93%。北北東の風。風速0.7m/s。雲量0。
半世紀前のこの日、家族で関西本線と徒歩で高山ダムに行った。
伊賀上野駅、9時前頃発の奈良行に乗り、月ケ瀬口駅から高山ダム経由で大河原駅へハイキング。今となっては考えられない、9キロ近い健脚コース。昼食用に弁当を持って行き、五時間近く掛けて歩いて、大河原駅14時頃発の亀山行で帰ったようだ。若かりし頃だし、家に着いて疲れを感じた事は無かった。と思う。
上) 水資源開発公団によるダム東側の高山ダム銘板。まだまだピカピカに輝いていて、背後のコンクリートも真新しい。
中上) 北側から撮ったダム全景。当時は木々の背も低く、崖に吹き付けられたコンクリが竣工四年後の高山ダムを物語っている。
中下) ダム堤体天端道路から北側の夢絃峡方向を望む。左岸に写っているのは、旧道を活用した発電設備へのアクセス道路のようだ。
下) 弓が淵の大河原発電所の大河原取水堰。1919(大正8)年竣工で、54年後の様子。当時は、現在の高山ダムに近い堰年齢。ここから大河原駅まで、大河原大橋経由だったか、恋路橋経由だったかは、謎のままである。 |