関西本線の名古屋から湊町間が、全線非電化だった半世紀ほど前。鉄道100年に始まり、湊町奈良間電化を控えて、空前のSLブームが巻き起こった。平成の時代も終わり、懐かしさを通りすぎ伝説の世界に入った、あの時代にタイムスリップする懐古鉄なブログです。
 
2026/05/19 18:31:00|電車列車
京都市電で梅小路

蒸気機関車館(現 京都鉄道博物館)を訪れたのは、あと少しで開館から丸3年になる1975年(昭和50)年10月1日(水)。平日にも関わらず行けたのは、旧上野市の創立記念日で、小中学校が休日の為だったと記憶している。

京都駅の烏丸口から出て京都市電の京都駅前から、4系統に乗り七条壬生通(しちじょうみぶどおり)電停で降りた。当時、梅小路へは、ここから歩くのがお決まりだった模様。左) この時撮った1900形 1927号。

館内の様子他は、別途記事にする予定。今回のメインは、フィルムの末端にかけて撮ってあった、SLブームが去った後に夢中になったBCL関連。

中左上) 1927号車内の様子。中右上) BCLブームとは国内外のラジオ放送を聴くブームのこと。Verification Card(受信証明カード=ベリカード)収集ブームでもあり、収集したベリを並べて撮ってあった。中左下) メイン受信機のワールドボーイGXO RF-848。梅小路へも、KBS京都(JOBR 近畿放送)を良好に聞く為わざわざ持って行った。中右下) 部屋の様子。GMT併記になるよう時計に黒ダイモを貼って、初ラやラ製が愛読書だった。

海外からの日本語放送のベリは、一通り集め終わり、英語のヒアリング学習のつもりで英語放送を聞き始めた。ベリをもらうのに必要な受信報告書をエアメール封筒に入れて切手を貼り、海外の放送局宛に送るのだが、英文タイプライターを買える訳はなく、全てブロック体の英文で手書きした。

収集したベリと入っていた封筒は、今も保存してある。それらの中でビンテージ物は、右上) Radio Tashkent からのベリ、1975/8/19 14:00 (GMT)から、25mバンドの11.925MHzでの受信を証明している。

右下) ベリが入っていた、CCCP TASHKENT 47の消印がある航空便封筒。同局の他のベリは、ネット上で見かけるが、封筒までは本邦初公開かも。貼られた切手は、旧ソビエト連邦が1975年に発行した、アナグマをテーマにした16K(コペイカ)の野生動物保護切手。

放送開始直後はニュースが定番とはいえ、内容を詳細に書かねばならず、それなりのヒアリング力を要した。日本時間(JST)は23:00〜
14:00(GMT) Interval signal,ID,Uzbekistan traditional folk music.
14:01(GMT) Broadcast frequency guide,Opening message.
14:02(GMT) News about Middle East and USSR.
14:04(GMT) News about Bangladesh coup.
とか、を書いたと思われる。ニュース内容は、今になっての想像。

タシケント市は、中央アジアのウズベキスタンの首都。地下鉄が走る300万人都市。ランドマーク的な建造物はタシケントTV塔。現在は名古屋市と友好姉妹都市。東西ドイツが存在し東西冷戦覚め止まぬ受信当時は、旧ソビエト連邦(USSR)の構成国の一つウズベク共和国(UzSSR)の首都。

日本でのBCLブームを知らないであろう担当の方は、何故に日本の中学生から受信報告書が、と感動の渦に包まれたはず。ベリを入れる返信航空便封筒に記念切手を貼るのは、各国の放送局の慣習だったらしい。

海外からの日本語放送は、BBC(英国放送協会)もよく聴いた。ビックベンの生鐘音の後に流れる Quick March: Sea Songsが、YouTubeにUPされているのを数年前に発見、フェージング無しで聴けるのは良いが…、

 




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Re:梅小路とBCL
JI3KDHさん、コメント並びに「かしわ」の情報ありがとうございます。
手前のクルマは、何代目かが現行車でバンバン走っていたなら、あんな事にならなかったのに、と言われる名車でしたね。
英語局のベリは、カリブ海のあの局ふくめ数局のがあります。日本語と英語放送以外のは収集できていませんし。「何語」なのかは、BCLで身に付けたような気がします。内容は全く分からずですが「何語」かだけは、分かるようになりました。

moni5187  (2026/05/19 23:14:41) [コメント削除]

梅小路とBCL
一枚目の写真、手前のクルマも含めていい感じですね! そして『かしわ』が大阪限定でないことを初めて知りました(^^;;
 梅小路の続編、楽しみにさせていただきます。

それにしても、この当時から英語放送をお聞きになっていたとは素晴らしいです! 洟垂れ小僧の僕は日本語放送専門でした(^^;

JI3KDH  (2026/05/19 21:07:43) [コメント削除]

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