藤岡組紐店のブログ

四代目藤岡潤全の、店番と出張と帯〆製作と、 え〜と、あとなんだっけの毎日です。
 
2007/06/14 0:49:13|潤全話
水木しげるロードに行ってきました!:最終回

短期集中連載「水木しげるロードに行ってきました!」も
今回が最終回です。

このJR境線は電車の本数が少ないです。
なのでひとつ乗れないと次は数十分後ということになります。
帰りの米子駅前発大阪行き高速バスの時間などを考えると
ひとつ乗り遅れるということは恐ろしいことになるのです!
なので電車の時間よりもちょっと早めに駅に到着しておきました。

隣接するみなとさかい交流館内をブラブラ。
すぐそばにある港からはフェリーが出ており、
隠岐諸島に行けるようです。
一昨年広島県の三原に行ったときにも
フェリーで通勤、通学されている方が大勢いらっしゃいましたが
山野部で育った僕にすればかなりおもしろいです。

そろそろ駅に向かおうかという時に、

ふ、ふはっ!!

目の前に猫娘が!?(写真:上、上から2枚目)

観光案内から出てきました!!

しかもこちらに手を振ってくれました!!

それにしてもラッキー(?)でしたね。
他にも鬼太郎やねずみ男もいるんでしょうか?
見てみたいですね。
なおどんな顔をしているのかは皆さん、境港でお確かめください。

帰りの電車は行きの電車とは違うイラストでした。
何台かあるらしいのですがそれぞれ個性があって面白いです。
僕が乗ったのは目玉親父が大々的にフィーチャーされたもののようで
ライト部分が目玉親父の瞳となっており、
赤く光るのが秀逸!(写真:下から2枚目)

こうして水木しげるロードの旅は終わりました。
短かったけど、すごく楽しかったです!!
ぜひもう一度行きたいですね。
こういう観光地に来るたびに思いますが
ひとりだと写真撮ってても面白くないです。
ぜひ今度は誰かと来たい者です。
とはいえ同好の士がなかなか見つかりにくいですが^^;

ちなみに鬼太郎電車は米子駅の0番乗場から出ます。(写真:下)
僕は平日に行きましたが土日、祝日に行く方が楽しいような気がします。
きっとまだまだ楽しいところがあるはずです。
少し遠くなりますが凄く楽しいところですので行ってみて下さい。
もし行かれたことのある方がいらっしゃいましたら
ぜひぜひコメントお寄せくださいませ。

ところで小杉十郎太や布施明のモノマネでおなじみ(?)、
ザ・プラン9のなだぎ武はR−1ぐらんぷりの優勝賞金を
水木しげるロードの妖怪オブジェに名前を刻む権利に
100万円使ったそうですが
それはいったいどこにあったのでしょうか?
まだなのかな??







2007/06/13 1:56:19|潤全話
水木しげるロードに行ってきました!:その5

(「その4」からの続き)

その他に気になったものをいくつか。

(写真:上)
電灯が目玉親父です。
ずっと見張られてるようでちょっと怖いです・・・

(写真:上から2枚目)
ゲゲゲの鬼太郎の塔です。
上から目玉親父が見下ろしています。
「塔」というよりも
何かに立ち向かう鬼太郎,
というようなポーズをとっていますね。

(写真:下から2枚目)
これは銅像ではありませんね。
何で出来てるんやろ?
右から
・岸涯小僧(がんぎこぞう)
・死神
・さざえ鬼
です。
鯰を喰らう岸涯小僧は河童の一種で
鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に
「その歯の利きことやすりの如し」と記されているように
歯が鋭いそうです。
死神というと怖そうですがこの死神は水木テイストが炸裂しており
トホホ感が漂っていますね。
さざえ鬼も体に模様があってなんだか素敵です。
モガーッといった感じです。(ちょっと違うか・・・)

(写真:下)
駅のそばには交番がありました。
(愛称)鬼太郎交番だそうですが
正式名称もあるのでしょうか?
鳥取県警では愛称で呼ばれているのでしょうか?
なお交番勤務の警察の方もこのような扮装でした。

・・・すいません、嘘です。

それでは次回完結です!!







2007/06/12 2:53:19|潤全話
水木しげるロードに行ってきました!:その4

(「その3」からの続き)

妖怪神社なるものがありました。
まず目をひかれるのが、なんていうのでしょうか、コレ。
(写真:上)
石の目玉親父(の目玉部分)が水圧でぐるぐる回っています。
ホームセンターで見かけるようなオブジェの巨大なものです。
なんだか触りたくなります。

すぐそばにはご神体がありました。
黒御影石と樹齢300年の欅の板で出来ていました。

そしてこれが個人的にはツボ!
右隣にある「からくり妖怪みくじ」!
巫女さんのからくり人形がおりまして(写真:上から2枚目)
それがおみくじを運んでくれる・・・
と思いきや違いました。
まず200円を投入します。
すると巫女さんは中に入ってしまいます。
そして再度出てくるのを待ちますが、これが長い。
けっこう時間かかります。
でも故障ではないので辛抱強く待ってください。
2,3分待つと・・・
ギャー!!
なんと巫女さんの顔が子泣き爺になっている!!(写真:下から2枚目)
頭部を変えるために時間がかかったわけですね。
この頭は他にもあるようです。
きっと鬼太郎や猫娘もあるのでしょう。
一反木綿やぬりかべはむずかしいかもしれません(笑)。
しかも片手にはカプセルに入ったおみくじが。
おみくじの結果は「吉」でした。(写真:下)
僕はおみくじを引くと大体「大吉」なのでなんだか新鮮です。
このカプセルにはおみくじと「開運」のシールが入っていました。
近くの木などにおみくじを結び、シールで封をしてきました。

このからくり妖怪みくじは人間界初!!だそうです。
妖怪神社と米子高専のコラボ企画だとか。
水木しげるロード以外にはないと思うので
行かれた方はぜひぜひおみくじを引いてください。
たぶんびっくりします。
きっと満足いただけます。







2007/06/10 2:07:14|潤全話
水木しげるロードに行ってきました!:その3

(「その2」からの続き)

そのまま歩を進めますと、ついに鬼太郎登場!!(写真:上)
神社に○○を撫でると自分の○○にもご利益が、といった銅像がありますが
そんな感じで撫でられているのでしょう、
いい具合に色が変わっています。
でも一番色が変わってるのは目玉親父です。
確かに撫でたくなりますよね^^;

次は件の目玉親父だけ。(写真・上から2枚目)
やっぱり眼球(頭?)部分は変色してます。
ちなみに下のほうに点字が見えますが
全ての銅像に付いていました。
なおQRコードもついていました。
読み取らなかったのですが各妖怪のプロフィールにでも
アクセスできるのでしょうか?

次は水木漫画におなじみの彼!!(写真:下から2枚目)
名前を「サラリーマン山田」といいます。
とぼけた容姿といい、絶妙のポーズといい、
(いったいどういうことがあったらこんなポーズをとるのか?!)
かなりいい味出してます(笑)。

そして水木しげるロードも商店街に入るとそろそろお終い。
その中に水木しげる記念館があります。
楽しい仕掛けや貴重な資料など
めくるめく水木しげるワールドが繰り出されるはず・・・
と期待はパンパンパンに膨れ上がってたのですが
なんと火曜日休館!!(6月5日に行きました)
・・・ご無体な・・・orz
やむを得ず外からオブジェをパチリ。(写真:下)
無情にも休館を示す移動式の柵が下部にフレーム・イン!!

ま、次に来る楽しみが増えたということで・・・(負け惜しみ)。







2007/06/09 2:12:52|潤全話
水木しげるロードに行ってきました!:その2

(「その1」からの続き)

さて、境港駅に到着しました!!
駅自体はあまり大きい駅ではありません。
駅舎から出ると
ふ、ふはっ!!
右手にいきなり銅像が!!(写真:上)

鬼太郎、目玉親父、ねずみ男に見守られながら
「鬼太郎」執筆中の水木しげる先生です。
嬉しくなった大村昆よろしくずり落ちそうな眼鏡が
とぼけた味を出していて水木先生の人となりが表されてるようなきがします。
ちなみに原稿用紙の部分には漫画も描き込まれていました。

そこから数m離れると少し高さのある銅像が。(写真:上から2枚目)
「河童の三平」の三平、かん平、タヌキが竹馬に乗っています。
今にも歩き出しそう?

平日ということもあってか、観光の方はそんなに多くはありません。
とりあえずよくはわかりませんが水木しげるロードを目指して歩き始めました。
いるわいるわ、妖怪が続々と!!

 百鬼夜行だ。
 これは百鬼夜行だ。


水木妖怪というとユーモラスかつコミカルなものが多いですが
怖い妖怪をピックアップ。
鍛冶媼(かじばばあ)という土佐の妖怪です。(写真:下から2枚目)
僕は知らなかったのですが調べてみると・・・

「昔、鍛冶屋の妻が、夜、刀の代金を取りに行き、
 道に迷って狼に食い殺されてしまった。
 その妻の霊が、狼にのりうつって
 旅人を食い殺すようになった」


とのこと。
無茶苦茶怖いです。
ちなみに出典は竹原春泉の「桃山人夜話」です。

銅像以外にも鬼太郎たちの絵がそこかしこに描かれているわけですが
今回はこれをピックアップ。(写真:下)
全然似てませんが(笑)。
しかも目玉親父はなんかいびつな形してるし・・・
看板にありがちなイラストのようですが
なんだかふびんな鬼太郎です・・・