夏休みの家族旅行を兼ねて、静岡県の大井川鉄道を訪問してきました。ここは30年前からSL列車を定期運行していることで有名で、ご存知の方も多いかと思います。テレビや映画のロケ地としてもよく使われており、この日も終点の千頭駅やSL列車であの北野武さんがテレビの収録を行っており、初めて近くでご本人を見ることが出来ました。私はここ数年、夏の家族旅行で毎年訪れていて、沿線にある川根温泉に泊まり、SLと温泉三昧を楽しんでいます。大井川鉄道の最大の魅力は、山、川、里、茶畑が織り成す景色の中をSLが旧型客車を牽引して走ると言う、日本の原風景がそこにあるところだと思います。特に、春の桜、秋の紅葉、夏や冬の景色など四季折々の楽しみもあり年中通っても飽きさせない魅力があります。また、SL列車に乗って、古い客車の窓を開ければ、SLの汽笛や排気音、客車のレールを刻む音が聞こえ、煤煙(目が痛くなって苦労しますが)や油の匂いがするなど五感で汽車旅を堪能できます。それにここは一応、電化路線なのですが、車両の全てが全国各地の私鉄から引退した懐かしい車両が集まっており、さながら動く鉄道博物館となっているのも魅力的です。また、今回の旅行の目的のひとつに、千頭駅で実施された機関士模擬体験への参加がありました。機関士の制服を着て、実際に汽笛吹鳴や石炭の投炭を体験させていただくイベントです。外気温35度以上の暑い日でしたので、機関車の運転台はそれ以上の暑さで汗を拭いながらの体験でしたが、子供と一緒に、良い経験をさせていただきました。僅かな時間でしたが過酷な職場で頑張る機関士さんの苦労を少しだけ分かったように思います。画像:上・中=川根温泉笹間渡駅近くの橋梁を行くSL列車、復路はタンク機関車の特徴を生かしてバック運転します。下=元近鉄の電車です。このほかにも元近鉄特急車や京阪、南海、西武の電車が活躍しています。 |