なべ重 つれづれ草

つれづれなるままに、日暮らしコンピュターにむかいて、心に移りゆくよしなし事を、  勝手気ままに、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
 
2013/11/10 0:52:03|芭蕉の句
芭蕉 11月の句 修正

江戸深川隅田川ほとり「芭蕉庵」で野ざらし紀行に旅立つ発句

とされています。
 
  世俗の諸縁を断ち切り、絶対自由に向かう世界に遊ぶ決意

した門出だが折から秋風が吹きぬけ、心には「野ざらしを心

に」と詠み「心に風のしむ」と問いかけて「身にしむ」と

結び。秋風が肉体に突き刺さりと強烈に表現し「しむ身」と

閉じています。 
 
 理想を追いかけ、現実の厳しさを詠んだ句と私なりに解釈

しました。5 7 5の言葉の中に人生の深い意味が秘められ

ています。








2013/11/02 2:56:22|芭蕉の句
おくのほそ道 むすびの地訪問
晩秋のおくのほそ道、むすびの地記念館に4回目の

訪問です、何度行っても飽きない魅力が大垣に有り

ます。

おくのほそ道は江戸深川で「行春や鳥啼魚の目は泪」

から始まりむすびの地、大垣に旧暦8月21日約

150日2400kmの旅を終え「蛤のふたみに

わかれ行秋ぞ」で詠み終わっています。

芭蕉さんは句の中で人生観、人生のあり方を表してい

ると私は思います、旅こそ人生と詠んでいます。

時代は大きく変化して流れていても、最終的に何も変

わらない「不易、流行」の世界と言っています。

私たち、あたり前の事を色々と考え流行に流されて

生きて悩まされますが、人の思いは変わるようで何も

変わらない、人として生まれ、生かされて生きて行く

ものだと、おくのほそ道を読んで感じました。







2013/10/27 1:21:48|なべ重 つれづれ草
ユー新聞にのる
10月26日発行伊賀タウン情報「YOU」新聞にセ

イロン瓜を新野菜として広めている事が記事として

のりました。

蛇のように細長くしかも、どぐろを巻いたように成

長するセイロン瓜(別名−ヘビ瓜)・・・これは鈴鹿

国際大学学長補佐アーナンダ・クマーラ先生から

頼まれて伊賀地区にも広めてください言って自宅

の裏庭で育ています。見た目はグロテスクですが

スリランカでは病院食としてミネラルやカロチン、

繊維質が豊富に含まれ多くの人に知られています

食べ方はゴーヤより淡白でゴーヤチャンプルによ

うに炒めたりして何の料理にも合います。







2013/10/20 10:30:35|なべ重 つれづれ草
アンパンマン電車

10月15日アンパンマンの作者「夢と希望」を与え

た、やなせたかし様が94才で亡くなりました。       

彼が高知県で生れ、54才の時アンパンマン誕生の

きっかけとなった絵本を刊行。69才時テレビアニメ

「それいけアンパンマン」1988年放送開始が成功

だと言われています。                        

高齢な人でも人が年齢ではなく、その人の生き方の

情熱や信念
だと私は思います。

92才の時、インタビューでやなせ様は「アンパンマ

ン」を創作する際の僕の強い動機が「正義とはなに

か」と問いただしています。それは簡単な事で困って

いる人を助けることパンの一切れを差し出す行為が

正義だと語っています、とても感動しました。

☆高松駅でアンパンマン電車撮影☆








2013/10/16 1:43:54|スリランカの旅
9回目のスリランカの旅 8
今回スリランカ訪問の最大のイベントは長年の願い

であったメツタ幼稚園の事務所建設でした。

園児220名、先生16名の大所帯ですから、何かを

するにもやはり話し合いの場所がほしいと希望され

ていました。建築に対してまず、暑い国ですから風

通しが良く、時々停電するので明るい部屋にする事

が第1条件でした。

ですから中二階のような建物となりました、まず階

段を登れば待合室のハ゛ルコニー、隣に職員室その

奥には園児40名ほどの多目的ホール、部屋では

ミッキーマウスのテレビを鑑賞したり先生のラジオ

体操の練習の場にしたいと思っています。

建設に対して私の好きな言葉「慈愛、真実」と書き

記念撮影は私の隣に中央政府の大臣と。

事務所入り口に私が寄贈したと日本語とシンハラ語

で書かれたプレート除幕式。