関西本線の名古屋から湊町間が、全線非電化だった半世紀ほど前。鉄道100年に始まり、湊町奈良間電化を控えて、空前のSLブームが巻き起こった。平成の時代も終わり、懐かしさを通りすぎ伝説の世界に入った、あの時代にタイムスリップする懐古鉄なブログです。
 
2026/02/21 17:02:00|電車列車
近鉄線ダイヤ今昔

1977(昭和52)年3月下旬

青山町方からの33‰を下り終え伊賀神戸に向かう、10100系ビスタカーAもしくは、(おそらく)C編成。行先サボの2文字と前後のコマから、阪伊甲特急(宇治山田〜鶴橋ノンストップ)の難波行を後追いで捉えた模様。

2026年3月14日(土)に近鉄のダイヤが変更される為、伊賀線全線と大阪線の青山町〜名張の、平日11〜14時のダイヤグラム今昔を作成してみた。


左上) 1977近鉄時刻表から

大阪線の特急は、名張通過は名阪ノンストップ、阪伊甲、京伊。名張停車は名阪乙、阪伊乙が2本。伊賀神戸停車は阪伊乙の1本。宇治急は、美旗通過。青山区急は、榛原以東は三本松のみ通過。伊賀線は、茅町と丸山交換でほぼ30分間隔のダイヤ。上野市毎時04(05)発は、伊賀神戸で阪伊乙の上りと、宇治急の上下に連絡。毎時34分発は、阪伊乙の下り他に連絡。


左下) 近鉄時刻表1986年春・夏号から

大阪線の特急は、12時台にも阪伊甲、京伊が運行され毎時上下とも6本。10と14時台には、名阪乙に併結された阪湯(湯の山)特急。奈良線には阪京特急も健在。この頃が特急王国の最盛期前だろうか。1977時刻表の急行は、朝夕の(区間)快速急行に、急行は、榊原温泉口〜榛原は各停に。青山区急は、この時間帯は榛原以東は各停。伊賀線は1977年とほぼ同じ。


右上) 伊賀鉄道と近畿日本鉄道の公式サイトの現行時刻表から

大阪線の特急は、「ひのとり(名阪甲)」、「アーバンライナー(名阪乙)」、阪伊。が、毎時上下とも3本で、12、13時台は1986年の半分に。11時台は、「しまかぜ(阪伊甲、京伊)」下りが2本あり、下り5本上り3本。上野市〜伊賀神戸が30分間隔でないのは、急行が榊原温泉口〜桜井が各停で、伊賀神戸での阪伊特急との連絡を尊重する為かと。

伊賀線の上野市〜伊賀神戸が毎時2本とはいうものの、伊勢方面、大阪方面へは実質的には、それぞれ毎時1本で、関西本線(やま線区間)の毎時1本と同じ。平日の正午前後に上野市駅から、関西のランドマークの「あべのハルカス」に行く場合、伊賀神戸経由と伊賀上野経由を比較すると。

上野市12:04>12:30伊賀神戸12:32>阪伊特急>13:27鶴橋13:35>13:41天王寺。1時間37分、1,840円+特急料金920円=2,760円。

上野市12:04>12:30伊賀神戸12:44>12:53名張12:59>(桜井まで各停の)急行>14:04鶴橋14:10>14:16天王寺。2時間12分、1,840円。

上野市11:48>11:55伊賀上野11:59>12:34加茂12:43>(王寺まで各停の)大和路快速>13:33天王寺。1時間45分、1,620円。

普通運賃のみで行く場合、料金、所要時間ともに伊賀上野経由が有利。所要時間なら伊賀神戸経由の阪伊特急利用に軍配が上がる。


右下) 伊賀鉄道公式サイトの3月14日からの変更と、SNS上の近鉄各駅に掲出された3月14日からの変更時刻表から

大阪線のこの時間帯の現行の急行は、近鉄八尾、河内山本、高安に停車する区間急行になり、少なくとも3分は所要時間が延びるはず。特急は現行とほぼ同じで、ゆえに伊賀線もほぼ変わらずの模様。

 





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近鉄ダイヤ改正
は、まだ詳しく見ていませんが、特に伊賀市からは名張以東がどの程度影響するのか注視しないといけませんね。利用者減少が続いている以上仕方はないのでしょうが、たとえ急行が減便になっても、普通からその先の急行や特急に、また、その反対にも接続がしっかり確保されるとか、対伊賀線は悪評のある見せ逃げが無いとか、ダイヤに余裕が出来るのなら、逆にその辺りの改善が図られていることを期待します。しかし、近鉄肝いりの桔梗ケ丘が冷遇されるとは、これも時代だからと諦めて良いのでしょうかね?
伊賀鉄道部管理人  (2026/02/26 20:29:21) [コメント削除]

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