日本全国どこででも見られるものとしては、 ほぼ3年ぶりとなる10月8日の皆既月食。
こうこうと輝く満月が徐々に欠けていき、 やがて赤黒い色に変化するという、 ちょっと不気味な姿を目撃することができます。
月は最も身近な天体。 月食の起こる時刻とおおよその方角さえわかっていれば、 ほとんどの人がこの皆既月食を見ることができるでしょう。
【観測方法】
天体望遠鏡はもちろんのこと、 双眼鏡でも月は十分に楽しめる天体です。
倍率を低めに設定した天体望遠鏡や、 6~10倍ぐらいの双眼鏡で月食の様子を観察してみましょう。
月面の模様がはっきり確認でき、 部分食から皆既へと変化していく様子も、 とても生々しく感じられますよ。
10月8日の月は、 夕方17:07に地平線から昇ってきます。 (東京の場合)。 それから1時間ほどたった18:14、 月食が始まり、月が端から少しずつ暗くなってきます。 19:24には皆既の状態になり、赤い月に変わります。
月食は始まりから終わりまで、3時間ちょっとありますので、 皆さんもいろいろな楽しみ方をしてみてください。
当店では各観測法に最適な光学機器を取り揃えております。 お困りごとや、わからないことがあれば是非、ご相談頂ければ幸いです。 |