三重県伊賀市の念佛寺から発信いたします。 檀信徒の皆さんや多くの方々にお読み戴ければ幸いです。
 
2026/05/23 15:55:21|行事
五重講



夏日どころか真夏日にまでなる近頃の陽気に
6月を待たずして紗の着物へ衣替えを済ませたのに
5月23日(日)は肌寒いような天気でした。
五重講へのお参りも薄い上着を羽織った方々が多数。
隣の席との間隔が程よく身を寄せ合っている感じで
御法語にある「同行と共行(ぐうぎょう)して申す念仏」
という一句がしっくりとくる空気感でした。







吉水講からは『勢観上人鑚仰和讃』の奉納。
このほど総本山知恩院の集会堂(しゅうえどう)に
お祀りされることとなった勢観房源智上人造立の
「阿弥陀如来立像」にちなんでの選曲です。

この恩師法然上人の遺徳をしのび
その恩義に報いたいと願って造立された御仏像には
阿弥陀仏との縁を結ばんがために
4万6千もの人々の名が記された文書が納められています。

文書に書かれている人々とは
念仏の同行である師や仲間の他に
源智上人の出自である平家の父祖たち
またそれと並んで敵方であるはずの源氏の人々や
自分たち専修念仏の集団に弾圧を加えてきた朝廷権力など
敵も味方もなく様々な人たちが含まれています。

遍(あまね)く一切衆生を救うという誓願を建てた阿弥陀仏
より広く多くの人々を阿弥陀仏の救いへ導こうとした法然上人
それらの願いに呼応して自らも行動し生きた源智上人

法要の後には、そんな源智上人の御生涯と思想について
皆さんに少し話を聞いていただきました。








 





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