不易庵

気儘な旅を楽しもう
 
2019/07/17 15:48:05|その他
一輪の朝顔
利休の庭には一面の朝顔が咲き乱れ、それを聞いた秀吉が招きを請い出かけると、すべての花が切り取られ、茶室に入ると見事に「一輪の花」が凛として生けられていて、利休の「侘びの心」に感動したと言うエピソードが有名だ。
この程の茶席で改めてその清楚な花の美しさに見惚れて、時を忘れるひと時でした。手付き末広籠も著名な田辺竹雲斎の作だそうだが、見る角度によっては時節柄、雨番傘の様にもみられてとてもうまくマッチしていました。
地元の「瓢竹会」って表千家流や裏千家流の各宗匠方の当番で、ほぼ毎月懸釜されるが何と60年間も続いてる事って伊賀の文化継承の一端でもあるとおもいます。
そして大変興味深いのはやっぱり都度その先生らしさが遺憾なく発揮されていることですね。今回も地元の政治家であり諸芸に精通した「川崎克氏」の水指も、沓形の伊賀焼きの風情がとても良かった。茶碗も大樋や永楽に加えて新進の駕洛窯も地元の方南氏命名だそうな。今回のもてなしの隠しテーマが「水と竹」だそうだが、わざわざ綾部から取り寄せの竹羊羹などと心使い万全でした。
先月のF氏の当番窯には大胆なウエッジウッドのサラダボールが水指として使われ、見事な「見立て使い」で、又、箱根寄せ木の茶碗で供するのも面白かったし、両者は男性茶会なればこその大胆さに共鳴した。でも、朝顔がまるで作りものの様に終日美を保つ秘訣も、こっそり「琉球産?の」っ聞こえたがこれも、なる程、ナルホド令和に相応しい茶会ですね。梅雨の晴れ間の爽やかな涼風を感じるひと時でした。感謝。
(朝顔に 我は飯食う 男哉 芭蕉句)
(左、小田雲窓の掛物と花、中、伊賀上野に名阪で、右、伊賀鉄道にて、ようこそ)





     コメントする
タイトル*
コメント*
名前*
MailAddress:
URL:
削除キー:
コメントを削除する時に必要になります
※「*」は必須入力です。

※コメントは投稿後、ブログの管理者が承認した後に表示されます。