不易庵

気儘な旅を楽しもう
 
2017/10/15 17:26:00|その他
縁の下の力と技
最近、著名な建築の建築現場に遭遇することがある。
直近では、まじかに見学できた「比叡山根本中堂」や「知恩院御影堂」に、遡れば改修した「姫路城」もよかった。遠目には「薬師寺東塔」や「俳聖殿の葺き替え工事」等。
今回は「伊賀市役所新庁舎」の基礎工事見学に応募した。だって今だから見られる事が有りそうだ。
昔、地元の数寄屋師「森本源吉翁」が偶々天井裏を覗き見して、疑問の数寄屋の構造を知ったと聞いたが、昔は現場で体で習得するしか方法がなかった様だ。だって数寄屋建築は極めてシンプルで開放性が必須だが、隠れた部分の木組み力の配分が秘術だそうな。
その点今回の近代五層鉄筋ビル施工の場合は、極めてオープンに施工内容の説明があった。大きな特徴が三点で、巨大な建物を支える下層部には、先ずは安全なゴム等の素材を基礎に、その親柱を支える「免震構造」と、外部にバルコニーを設けた?柔らかい光の室内と、中心部に大きな明るい「吹き抜け」にエレベーターを設置し、分かりやすい回廊で、又「大屋根構造」による自然採光と換気が効率的だし、太陽光設置による維持費軽減にもよいだろう。
最近のビル建築は庇のない不愛想な箱造りだが、今回は外観が和風でありながら、開放的な機能性が優れた建築で、どことなく「ル・コルビユジエ」の心地よい空間の取り入れ方が似てる様で不思議です。現在約15%の進捗状態だそうだが、再来年の完成を待ちあぐねます。
思えば本町の「旧八三銀行」後の町役場時代に出生届を出し、現庁舎で結婚届を出し、新庁舎で死亡届が出来る様、老体に鞭打たねばと存じます。
(この秋は 何で年寄る 雲に鳥 芭蕉句)
(左、基礎工事遠景、中、免震装置設置説明、右、県庁舎遠望と巨大クレーン)
 
 





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